軌道は、思いも因らぬ格好で取り返されることとなった。勿論そこへ至るための手段は尽くしていたが、更なる修正は堆積の梃に適う以上のものだった。今後は人為的過失による逸脱も無いであろうから、全行程の遂行は確束したに等しい。月並ではあるが、『諦めないでほしい。限界とは、その上限を押し上げることへの不安と恐怖が造り出す、己自身の負の幻影である。』