きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 楽しいショッピング

本日の担当:SHY

 年末年始は金銭的に豊かなわけでもないのに買い物に出掛ける機会が多くなる。
 そして、冷静になってみれば浪費とわかることを繰り返すのだ。


 3人で家電を見に行った。
 kinaが混雑しているレジに並んでいる間、Sizのエスコートをするのはいつもの私の役目だ。
 私はSizの手を引いて、空いている場所まで歩いた。
 kinaの欲しがっているドラム式洗濯機を前に、そのデザインを吟味する。
 そして、Sizに「これ、何だかわかる?」と訊いた。
 「おせんたく〜」
 嬉しそうというか、kinaと同じ物欲しそうというか、そんな顔で彼女は答える。
 私は場所を変えて次々に色々なものを指さした。
 「これは?」「れいぞうこ」「これは?」「すいはんき」
 kinaがキッチンに張り付いているSizをいつも邪魔に思っているのは知っている。
 だが、きちんと見るべきものは見ているのだ。
 学習の機会を一方的に奪ってしまうのは、いけないことだろう。
 私はレジを離れんとするkinaの姿を見遣り、最後のアイテムを指した。
 「じゃあ、これは?」

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 ...大丈夫か、我が娘。

2004年01月08日(木)
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