2005年09月15日(木) [ 成駒屋! ]
面白かったなぁ歌舞伎…それにしてもこの面白さは何だか懐かしい… とうすらぼんやり考えていましたら、その正体が分かりました。
「ドリフ」
です。 「大人(年配)向けドリフ」。 ドリフから、 志村けんの主に小学生男子向けに放っていたシモ方面ギャグを取り去った感じ。 観た演目がそういう、笑い主体のものだったから、というのもあると思うんですが 歌舞伎というのは、私が想像していたよりもっとずっと庶民派なものでした。
ところで歌舞伎の観客がかける、「かけ声」ってあるじゃないですか。 あれ、かっこいいですよねぇ。 オペラの後の「ブラボー!」とかも、私がもし男だったら絶対発したいです。
昨日のお客さんがまたいい声で絶妙なタイミングで 「○○屋!」 とかけ声をかけていて、本当に胸のすくような思いがしたものですが 同じ方が、モリッコロが見得をきった時にも大変冷静に
「いよっ、○○屋!」
と絶妙な間で声をかけていたのが妙にツボに入りました。 あの空間は最高でした。
歌舞伎のおはなし 第21話 大向こう ttp://www2.rosenet.ne.jp/~spa/kabuki/html/ess/ess021.html
↑こちらのページを見るに、かけ声は屋号でなくてはならない、とか、 そういうゲンミツな決まりは取り立ててないみたいですね。 「親爺さんそっくり!」、いいなぁ。 私も舞台終了後、「師匠そっくり!」と見知らぬお客に言われましたよ(師匠は男性) …ってそれはさておき、 別に屋号でなくてもいいんなら
「モリゾー!」 「いよっ、キッコロ!」
とか、ダメですかねぇ。 やっぱり野太い男性の声で言って欲しいのですが。
独特な節回しで
「モリゾー!」 「キッ…(タメ)コロ!」
のようになるの希望。
> かけ声は、何も「大向こう」だけの専売特許ではありません。 > 素人の私たちがかけてもいっこうに構いません。皆さんも一度挑戦してみませんか。
…とあります。 誰か(できれば男性)挑戦しませんか。
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