2005年05月28日(土) [ なんば ]
奇異な縁で、踊りの会に参加することになりました。 (踊りだけの会じゃないのですがめんどくさいので踊りの会でいいです) ちょうどこの日に見に行ったやつです。 050507
こう言っては何ですがこの会に参加している方々の年齢層は大層幅広く、 若い者もおればご年配の方もいらっしゃる、 当然明らかに私よりも年が上な方も笑顔で楽しげに踊っていらっしゃったので 「これはことによると私も結構いけるのではないか」 と思っていたのですが、
とんでもない
ことでありました。すみませんでした。(各方面へお詫び) ものの数分で膝から力が抜けてへなへなと倒れ込みそうになりました。
「はーいここで大きく腕を振り上げながらツーーゥステーーーェップ!!」
と先生に言われ、ツーステップなら何とかできるよアタイ…!とよろよろ始めようとしましたら どっちの手から振り上げていいのか分からない…! (白目の下に縦線) でもなんだかわかんないけどスタートしちゃえ!そらっ! と始めたら、なんと
右手と右足同時に出てた
人間追い込まれるとここまで思考が働かないんだ、と身をもって体験しました。
恥ずかしさで小さくなっておりましたら 「なんば になるのも無理はない。だって日本人はみんな なんば だったのだから!」 のような慰めを受けまして、 何故ここで浪速が出てくるのか?日本人はみな元々大阪人だったのか?と不思議に思っておりましたら なんば歩き、というのは同じ側の手足を同時に出して歩く方法で、 江戸時代まではこの「なんば歩き」が一般的だったそうですね。 いつかどこかで 「日本人は昔右手と右足同時に出して歩いてたんだぜ」 と聞いて「まさかそんなことが」と思っていたんですがそれが「なんば歩き」であったとは。
そして疲労も極限に達した私の身の内から、太古の日本人の血がふつふつと沸き上がって来たのですね…!
ってんなわきゃない。
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