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    2005年03月04日(金) [ 神託

    大学時代の友だちとほがらかにお茶をしていた時、
    背後からものすごく聞き覚えのある低音ヴォイスが。

    二人で一瞬凍り付きました。
    我らの師匠の声にクリソツだったのです。

    おそるおそる振り返ってみてまたビックリ。顔までそっくりです。
    どどどどどどどうしよう本人じゃねーの。向こうはまだ気付いてないだけじゃ!?
    とアワアワしつつ何度か振り返って確認していると、

    目が合った


    ニッコリ


    わ、笑(わ)ろてるで〜〜〜
    確実に本人だ!と死を覚悟しました。
    (一体どんな悪行をやらかしたのか)


    …いや、結局、別人だったんですけどね。
    よくよく考えたらウチの師匠はこんなところ(自然食品店)で
    お茶をするようなタイプではないですし
    (むしろ率先して体に悪いものを摂るタイプ)
    身につけているものなども全く趣味が違う。

    んじゃさっきのニッコリはなに?と言いますと

    「ふふ、君たち、私を見てホホを赤らめているね…?」

    のニッコリだったわけで
    そこら辺の妙なフェロモンは師匠そっくり。
    しかも舞台関係の仕事をしているようで、この店には打ち合わせに来たらしい。
    (うちの師匠は歌手)

    絶対親族か何かだよ!間違いないよ!
    という意見でまとまりました。


    いや、しかし、神はいる。いるよ。(どうしたいきなり)
    神はわたくしめの行いを見ておられるよ。
    あの師匠そっくりの人をわれらにお遣わしになり、
    真面目にやらんかい!とご神託を下されたのだ…。

    それ程までにビビりまくった二人でした。
    (※注 大学では二人とも宴会部長。宴会にのみ心血を注ぐ学生だった)



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