とうとう見れました「オペラ座の怪人」

クリスティーヌのエミー・ロッサムかわいい！超かわいい！
写真で見るより映画内の方がずっとかわいかったです。

ただ、長い。
映画としてはクドすぎると思いました。
あの３分の２位の内容でも充分だったなぁ。
歌も大変素晴らしいんだけど少々長い。
２番は歌わなくていいんじゃ？と思いました。
映画作りに徹せなかったアンドリュー・ロイド・ウェッバー…
という図が浮かんでしまいました。

あと、もっと夢を見させて欲しかったなぁ、と思う部分も。
オペラ座はさすがにキレイなんだけど、
他の部分のセットがいかにもセット、という風に見えてしまい、
夢から平手打ちでたたき起こされている感じがしました。
逆に怪人の部屋内は妙にリアルで、怪人の変態度230%増し、って感じでした。
舞台で見て丁度いい変態度なんだなぁ怪人は。

映画の方が舞台より細部に目が行ってしまうので、話のアラも見えやすいというか
舞台だったらこうもっと怒濤のように押し寄せてきて
何が何だか分からないうちに感動のままに幕が下りるところを映画では、
うーん可愛い顔して、クリスティーヌったら計算高い女ね…とか
しみじみ感じてしまったラストでした。（それはそれで面白いが）


なんだかんだ色々言いましたが私個人的には充分楽しめました。
やっぱり名曲揃いなので音楽だけでも震えがきます。
また舞台の方を見たいなぁ、と思いました。
あと個人的にラウルが奥目で好きな顔でした。（どうでもいい）
声もいい。

ただ、ミュージカルなんかに全く縁がない人にはこの映画、どうなのか…。
見どころはエミー・ロッサム位でしょうか。