2004年08月01日(日) [ 初期のビアズリーが好きです ]
待ち人がなかなか来なかったので、 デパートの休憩スペースで本を読んでいました。
十数分も読んだ頃、となりにいたおじいさんに声をかけられました。
「これは…、一体、誰の作品ですか」
その時読んでいたのはビアズリーの本です。 ttp://www.glyphs.com/art/beardsley/ そのおじいさん(歌丸似)は生まれてこの方こんな印象深い作品は見たことがない、 といった風情で、かなり興味深そうにしておられたので、 お話にお付き合いしつつ、本を見せて差し上げたりしていたのですが その時にじいさんの口から出てきた単語
…ええと、乳首は計5回くらい出てきました。
「この後どこか行かれるんですか」
と聞かれたあたりでさすがにちょっと身の危険を感じ、 でもすぐに席を立つのは失礼だし もうちょっとこのじいさんの動向をうかがいたい、と思ったので 5分位携帯を弄びながら空虚な時間を過ごし、おもむろに、 「それでは。待ち人が来たようですのでこれで。」 とその場を去りました。
それから20分後位に来た待ち人に
「くそぅ、そんなおいしい体験しやがって! っていうかビアズリーって街角で女が堂々と広げる本じゃないよね!」
とかなりなじられました。 (そんなに堂々とは開いていないんですが)
|