ブツブツ独り言
夕べも飲んでしまった。 もう、俺って本当に懲りない男だ(笑) で、酔いが回ってきた頃に、なぜか俺の夢の話になっていた。 考えてみたら、バスケの連中の前では俺の夢について語ったことはなかった。 「俺はやっぱりペンションやりたいんだよな〜〜」 と言うと、賛同する者達がたくさんいた。 自分のやりたいものをやるのは、どんなに辛くたっておもしろい。と・・。 みんなにもそんな感覚があるんだと思うと嬉しかった。 で、少し冗談で、みんなも一緒にやるかと訪ねてみた。 独身のヤツは自分だけの考えでやると言っていたものの、 若手でしかも子供がまだ小さいヤツまでやりたいと言いだした。 で、誰が何を担当するか具体的にみんなで考え始めてしまった。
調理師免許を持っているのが二人いる。 これは良いぞ! 大型免許を持っているのが一人いる。 送迎ができるな! 保育士の免許を持っているのが二人いる。 託児所できるじゃん! ボードのインストラクターが二人いる。 教えれるぞ! スキーの指導員が二人いる。 すごいな〜〜〜! ラフティングの資格保持者が一人いる。 これは今流行だから! ボイラー管理者が一人いる。 これは便利だ! 農業経験者がいる。 小さな畑ができる! 山菜採りの名人がいる。 旬の味を出せる! 写真を撮る好ポイント知ってるのがいる。 これは貴重だ! トレッキングのガイドをできる者がいる。 アウトドアブームだし! 蝶に詳しいのがいる。 バタフライガーデンができる! ガラス工房をやってるのがいる。 体験ツアーを提携できる!
少し考えただけでも、こんなにも異業種の人間が集まる。 ソフト面では完璧なんだけど、1番の問題がハード面。 どこにどんな規模のどんな建物を建てるかが・・・。 資金的な部分も。 この企画を俺が立ち上げて、万が一失敗した時の事を考えると・・・。 俺のロマンに賛同し、一緒にやりたいと言ってくれるのは嬉しいけど 元に戻ることができないヤツを仲間に引き込んじゃうのはどんなものか? 今の安定してる仕事を辞めてまで、俺に付いてくる価値があるのか?
が、資金を含めたハード面をクリアすべく、あと2年間で計画を立てることにした。 俺が原案を作成し、それにみんなの意見を反映させ、より良いものを作り上げようと話がまとまった。 みんな得意の分野では色々な意見を持っていて、それを聞いているだけでもおもしろい。 まさしく人生の岐路を迎えようとしているのかも知れない。 責任も重大だが、それだけにやりがいもある! 「軌道に乗るまでは、給料が安くても我慢できる。自分のやりたいことをやるんだから」 と言ったその言葉を聞いて、俺は本気でやろうと決意した!
俺の夢だったことが、みんなの夢になりそうだし、一人では叶いそうもない夢だって みんなで協力すれば、きっと叶うような気がしてきた!!
oyazy
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