って、なわけで人生初体験・ミュージカル！
なんですけどね。


本当、素晴らしかったんです。
けどね。


・・・って何勿体ぶってんだ、って話ですか。


早い話、最初その「台詞」＝「歌」って図式が
思いの外頭に入ってこないものだから
台詞（歌詞）を解読するのに、非常に神経を使って
猛烈にいろんなものを消耗してしまっていて（苦笑）
「うわー、これは3時間はもたんぞ」と思ってたのよ、マジで。
確かに大まかな話は、映画を見たのでなんとなく分かるにしろ、
場面転換とかが本当に早くてガンガン行くからついていくのに精一杯だし、
1Ｆ席とはいえ、そこそこの距離だからオペラグラス無しの私と母、
たぶん登場人物を衣装とかでなんとか区別していたことでしょう。
↑コレも場面によって替えるから、分からなくなるのよね・・・。


そんなんで、前半からかなりゲッソリ（汗）
日本語なのに、英語の映画を訳無しで見てる感じ。
↑イヤ、これだと全く分からないけどさ(自爆)


だけど、生の迫力っていうのは、スゴイ。
そして「on my own」って曲の切なさに泣けそうだった。
もうコレが生で聴けたってだけで、私のチケット代はペイされたという（笑）
それだけじゃなくて、元々レ・ミゼラブルってのは
混沌とした時代とそこを生きる人々を様様な角度から見ているせいか
本当に大きな波に飲み込まれたかのような感覚で
何度も何度も涙腺に感動の涙が押し寄せたのです。
・・・零れ落ちたのはカーテンコールのスタンディングオベーション時だけでしたけど。
何に、とか、どこに、とか具体的な部分は何も言えないんです、
だけど大きく大きく心が揺さぶられてた。
帰り道に母に冗談っぽく
「あれを幼少時に観ていたら、人生変わっていたかも」
と言ったのだけど、半分以上が本音。
きっと、今以上にストーリーとかは分からなかったと思うにしろ、
同じように何かにググッと胸を掴まれるような感覚は
間違いなく味わっただろうな、と思いました。
↑・・・後、ミュージカルスターを目指したかは謎ですが（爆）