土日、とヨウと会ってました。
いつもどおり、朝早くに出発して
私を迎えに来てくれて
いろいろとプランを練ったとおりに
「駅からハイキング」したり
ゲーセンで新しいメダルゲームに燃えたり
寿命を迎えた私のＴＶの代わりを探したり
もうすぐ迎える父の日のプレゼントを買ったり
それはそれは私の「非日常」の幸せ満載で。


いつの頃からか
ヨウと一緒の時間は「非日常」になっている。
イヤ日常ではあるのだけれど
彼がいない時間の方が長い今は
彼のそばに居れる時間は
やっぱりどこか「非日常」なんだ。


今でも。
出来ることならばずっと一緒にいたい。
どこへ行かなくても、
ただ部屋でゴロゴロしてるだけでイイ。
単純に一人でゴロゴロしているのとは
充実感が違う「二人の時間」だと思える。


それを断ち切ったのは、何度も思い出すように私自身。
だからこんな風に書いていることも
本当は反則のような気もしないでもない。
でもこれが本音。


その影に潜む、タテマエも囁く。
ヨウはもうすぐ試験を控えている。
それでなくても無職で
この先しばらくお金が入る予定もない。
そんな中彼の優しさに甘えてばかりで
なんの大きな目的もなく
ただただ会いたいから、と会っていていいのか、と。


もうすぐ7／7、私たちが付き合って8年目の記念日がやってくる。
そこに合わせて、前から目をつけていた
ちょっっぴり豪華な夕食がつく宿を予約した。
それはヨウの試験の翌週。
･･･あと4週間後。
それまで会わずに
彼には勉強に集中してもらった方がいいんじゃ？と思ってる。
そう、本音のようなタテマエが、ね（苦笑）


本音？
本音は先のとおり、「毎日でも一緒にいたい」


･･･今週、会う前から彼は
「来週も行くつもりでいるよ」と言ってくれた。
この気持ちだけで十分でしょう、南条カオリ？


一番イイ答えは、分かってるんだ。


このバカ正直なホンネさえ邪魔しなきゃ、
簡単な話なんだよ、こんなこと。


来週会えなきゃ1ヶ月近く会えなくなる。
だけど、一生会えなくなる訳じゃない。
・・・分かってる。分かってる。


・・・
・・・
知らなかったな。
私がこんなに誰かに依存してしまうなんて。
ホント、知らなかった。
私が「会えなくて寂しい」と口に出して言える女だったなんて。


ヨウと付き合ってから
たくさん自分の知らない自分に出会えた。
その全てが「愛しい部分」では無いけれど
間違いなく全てが私で、彼に対する思いから目覚めたんだ。
時々そんな自分が嫌で嫌でしょうがなくなるけどね。


なので。
まずはちょっぴり無理してみよう。