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past will
| → 少女の私と、大人の私の交錯。 |
2001年10月10日(水) |
元々自分って、感情の起伏が激しいのです。 だからいきなり急降下して、自分でも「これは復活出来ないかも」とか思うんだけど 寝て起きて朝を迎えるとそこそこスッキリしちゃってて(笑)
今回も「しばらく日記書く気分にならないかもなー」とか 勝手に思い込んじゃってて、この結果(自爆)
さて。 もう通常営業で参りますっ。
お金はないけど、ココロまで貧しくなりたくない。 一緒にいて、いつでも楽しい二人でいよう、って話しました。 ミュージカル風に歌いながら会話したり、 やりたい、って思ったことを素直に言ってみたり、 私とヨウだから出来るコト、たくさん見つけようって。
私は昔から「お姉ちゃん」で 母に「お姉ちゃんは何か欲しいものがないの?」と言われても 心の中の「お姉ちゃん」が邪魔をして「別にないよ」と大人ぶっていた。 両親に子供ながら無駄なお金を使わせたくない、なんて思ってるガキでして、 その反面、自分の気持ちを素直に言える弟に嫉妬してた。 イベントとかでうさぎのぬいぐるみが配ってる風船を欲しいな、と思っても あそこに駆け寄って「ちょうだい」って言うことが なんだか子供みたいでイヤだ、とか思って言えない少女で。
でも、大人になった今、すごく損をしてきたな、って思ったの。 確かにやりたいこと、欲しいものに手をあげる行為は、ちょっと恥ずかしい。 だからイルカショーでショーのお姉さんが 「イルカさんのお手伝い出来るお友達は手をあげてー?」と言っても 本当はすごくやりたいのに手をあげられない。 そして、それは私だけじゃなく、そこにいるお客さんの大半は あげたくてもあげられずに、なんとなく笑って、その場を過ごしちゃう。 「やりたいんだ」って思ってる自分の心を誤魔化して、笑う。 そこで、手をあげた人の一部だけが、あの柵を超えて 本物のイルカと交流することが出来るんだ。 自分は前と一緒、柵の外から さっきまで同じく柵の外にいた彼女がイルカと遊ぶのを見てるだけ。
でも。大人になった今、やっと気付いたの。
本当は私も一緒にイルカと遊びたかったんだな、って。 その、手をあげる勇気も持ちたい、って強く思った。
いろんなところで、そういう勇気を。 手をあげたところでお姉さんは私を指差してくれるかわからないけど、 手をあげなければ一生私はイルカとは遊べないままなんだよね。
手を、あげて、歩いて行こう。
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