窓のそと(Diary by 久野那美)

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2005年07月31日(日) ひこうき

飛行場で間近に見る、ありえないくらい「現実的な」大きさの飛行機より、
雲を引いて空を横切っていく飛行機を見るほうが好き。
飛行場も嫌いじゃないし、おおっ!でかいっ!と最初は新鮮に感動するんだけれど、あんまり長時間続かない。
そもそも、飛行場の飛行機って、上空を飛んでないし。

聞いた話では。
今この瞬間にも上空にはたくさんの飛行機が空を飛んでいて、
もしもそれらが全部一時に地上に降り立つようなことがあったら、飛行場が足りなくなるのだそうだ。つまり、飛行場はすべての飛行機を着陸させることを前提として作られていないのだということ。飛行機という制度のためには、常に、数ある飛行機のいくつかは必ず上空に居なければならない。

それを聞いたとき。なんだかぞくぞくして鳥肌が立った。
なんでなのかよくわからないけど。


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