| 2008年12月31日(水) |
年越し蕎麦（としこしそば）
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思い起こせば、昨年の大晦日は、臍帯血移植後で食事止めでフルカリック点滴だったから、年越し蕎麦を食べていないや。今年は、カップ麺ではあるけど、蕎麦を食べよう。
2008年は、病院暮らしに始まり病院暮らしに終わる。一月は、移植後の不安定な時期で熱や身体中の痛みに苦しみ、引き続き二月も熱や嘔吐や下痢に苦しみ、三月は熱や嘔吐や下痢やサイトメガロＶに苦しみ、四月もいろいろ苦しんだ後に退院したものの、五月は足のムクミに苦しみ、六月は白血病再発に将来を悲観し、七月からの再入院に絶望し、八月は治療の結果に撃沈され、九月は熱やジンマシンに翻弄され、十月も病状が安定しているというわけでもなく、十一月のＨＬＡ半合致移植へと向かっていった。この十二月、ようやく再移植後の安定した状態で大部屋で生活できるまでになったけど、結構、厳しい道のりだったな。
今日は、蕎麦を食べよう。『縁起をかついで…』なんていうと笑われそうだけど、今日は、蕎麦を食べよう。
明日から2009年。スタートは病院暮らしだけど、細く長く暮らせるように。本来、長いものに巻かれている人生こそが俺らしくていいんだから。
今日は、蕎麦を食べよう。縁起をかついで蕎麦を食べよう。
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