北風の中、今日は車。
突然、私はKENの優しさに触れ 泣けてきた
本牧 桜木町
イルミネーションに彩られた横浜の街は今日も渋滞
おなかすいてない?と 馬鹿な質問をする私に彼は
一呼吸おいて
「・・・・・・。ううん、大丈夫。」と答える。
嘘。 空いてるくせに・・・。
ぽろっ と一粒流れて。あとは止まらない。
声は、出さずに涙だけが、とうとうと流れてしまう。
今日は一緒に晩御飯食べられないってだけで、私は 泣いている。 気遣ってくれた彼の優しさが、本当に申し訳なくて どうしようもない。
私の膝の上に抱える袋の中には、焼肉弁当。 とても美味しそうな匂いを放つ。 残酷な匂いだ。
KENをズタズタに切り裂く、その残酷な匂いを私は そのまま膝の上に持っていなくてはならない。
ゴメンネ・・・・・。
声を殺していたけれど、信号待ちで、私の涙でぐしょ濡れの 顔に気づいた彼が
「もうっ 泣かないのっ!」と言って、私を叱りつける。
半年、付き合ってるけど、叱られたの初めて。
甘いロマンチックなキスを何度もして別れる。
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