聞こえよがしに悲嘆をさけぶ
7枚綴り|↓|↑
「問題は、Bがなににひいたのかということなのだ。 つまり、Aが自任かつ微妙に誇りにしている通りに、その行動の異常性なのか (つまりここでAは自分が人と違う嗜好を持っていると陶酔しているわけだ) あるいは、Aの行動のある意味での典型性にBはひいたのか。 つまり、いつまでもAが自分自身を特別だと思っておりそのことに喜びを感じている そのことに対してBはひいたのか。しかしBがどのようにひいたところで、 Aは『これは自分の特殊性に対するものでやはり自分は特別である』という風に 都合のいいような解釈をして自己愛に磨きをかけるものと思われる」
「実に厄介ですね」
「実に厄介だ」
「だがね」
「はい」
「みんな気付いてる」
「そうですね」
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