中村君から手紙が来ていました。 あ、中村一義君ね。
「なぜ“100s”名義になったのか?」ということに関して。 メンバー全員から“100s”としての“音”を鳴らしたい、 という決意を聞いていたようです。 そしてそういう中で出来上がった曲を中村一義名義でリリースすると リスナー、そして楽曲そのものへの嘘になる、 と思ったそうです。
アルバム100sの解説をしていたTV番組でも フレーズとか音のアイディアとかもすでに バンド全員で作っていたもんね。 しかもライブで見ても中村一義&バックバンド、ではなかった。 一つのバンドだ!って思ったもんね。
バンドが解散して今後はソロでやっていきます、 って言うと、大抵最初はネガティブに捉えられるけど、 逆はその逆に大抵ウエルカムって感じで捉えられるねぇ。 ソロ→バンドも形の変更という意味では 同じくらい?大きな変化かもしれないけど、 ファンの心理はバンド→ソロに比べるとかなり穏やか、かな。 (少なくとも私はウエルカム) すでに知ってるメンツってのもあるけど。 林檎ちゃんもバンドで活動するらしいですね。
それでね、この手紙、もちろん印刷物なんだけどさ、 なんだかホントに、中村君から手紙をもらったみたいな気がしたよ。 というのは最後の方の段落の言葉が良くてね。 ここで抜粋させていただきます。
「僕らの音楽は手紙です。受け取る人がいなければ成り立ちません。 これは名義など関係なく、(中略)多かろうが少なかろうが、 そんなのは二の次で、受け取ってくれる1人1人が重要です。
もっと言えば、僕にとって、今、あなたが生きていることが、 なにより重要です。楽しそうじゃなかったとしても、 不幸せだとしても、生きていれば、僕はそれで幸せです。 “100s”も、全てと共に生きて行きます。」
大切な人から、手紙をもらったような気分です。 私も100sと共に生きて行こう。
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