デコボコDIALY
音楽のこと。フツウの毎日のこと。

2004年06月05日(土) 中村君からの手紙。

中村君から手紙が来ていました。
あ、中村一義君ね。

「なぜ“100s”名義になったのか?」ということに関して。
メンバー全員から“100s”としての“音”を鳴らしたい、
という決意を聞いていたようです。
そしてそういう中で出来上がった曲を中村一義名義でリリースすると
リスナー、そして楽曲そのものへの嘘になる、
と思ったそうです。

アルバム100sの解説をしていたTV番組でも
フレーズとか音のアイディアとかもすでに
バンド全員で作っていたもんね。
しかもライブで見ても中村一義&バックバンド、ではなかった。
一つのバンドだ!って思ったもんね。

バンドが解散して今後はソロでやっていきます、
って言うと、大抵最初はネガティブに捉えられるけど、
逆はその逆に大抵ウエルカムって感じで捉えられるねぇ。
ソロ→バンドも形の変更という意味では
同じくらい?大きな変化かもしれないけど、
ファンの心理はバンド→ソロに比べるとかなり穏やか、かな。
(少なくとも私はウエルカム)
すでに知ってるメンツってのもあるけど。
林檎ちゃんもバンドで活動するらしいですね。

それでね、この手紙、もちろん印刷物なんだけどさ、
なんだかホントに、中村君から手紙をもらったみたいな気がしたよ。
というのは最後の方の段落の言葉が良くてね。
ここで抜粋させていただきます。

「僕らの音楽は手紙です。受け取る人がいなければ成り立ちません。
これは名義など関係なく、(中略)多かろうが少なかろうが、
そんなのは二の次で、受け取ってくれる1人1人が重要です。

もっと言えば、僕にとって、今、あなたが生きていることが、
なにより重要です。楽しそうじゃなかったとしても、
不幸せだとしても、生きていれば、僕はそれで幸せです。
“100s”も、全てと共に生きて行きます。」


大切な人から、手紙をもらったような気分です。
私も100sと共に生きて行こう。


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