GW、映画2本目です。 パルコで「真珠の耳飾りの少女」を見てきました。
映像がね、ほんと絵画の中の世界そのものみたいでした。 晩餐に集まった人々の衣装が部屋から漏れる明かりで 照らされる場面などの暗さと明るさのコントラストとか、 とても美しかったよ。 「真珠の〜」(通称「青いターバンの少女」)の作者は フェルメールというオランダの画家。 その家にメイドとして働きに来たグリートという少女が 絵のモデルになるんですが、 友達に教えてもらったこちら↓のサイトによると、 モデルは自分の娘ではないか、と言われているみたい。 http://www1.megaegg.ne.jp/~summy/gallery/pearl_earring.html
どっちなんだろ? と思ってちょっとだけ調べてみたら、どうも映画は フィクションみたいです。 でも娘説も確証は無いらしいので、謎なんですね。 真実はどうあれ、少女が一人描かれただけのその絵から 背景にあるドラマ、人間模様を見るものに様々に想像させてしまう んですから、素晴らしい絵画、ということですよね。
映像も暗いし話も暗いというかピリピリしてますが (グリートがいじめられたり、修羅場があったり)、 そういうドロドロ場面というよりも、 主演のスカーレット・ヨハンソンの表情が印象に残りました。 少女のあどけなさがありながら、芯が強くて 雑誌のコメントをパクると「官能的」な表情。 “色っペー”のですわ。妖しく美しい。 見入ってしまいましたー。 彼女が出演してて今上映してるもう一つの映画 「ロスト・イン・トランスレーション」も見てみたいな。
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