( 2006年01月08日(日) ) 別れ


おひさしぶりですー新年初ですね。。今年もよろしくです。

前回の日記書いてから本当色んなことがありました。
というか色んなことがありすぎました。

去年の28日にですね、大樹に「別れよう」って言われました。
最近むっちゃ喧嘩が多かったりしてお互いについて沢山考えたんです。
大樹が1分でも早く、1分でも長くうちに会おうとしないのは、
うちを好きじゃないんじゃないの?ってずっと前に言った事があって、
大樹はそれについて「そうかもしれない」って27日に考えて思ったらしいです。
大樹は前の彼女を「守ってあげなきゃ」って勝手に義務感を持って付き合っていたらしく、
それに気づいて別れたのに、また人をちゃんと好きになれてないって。
俺は相手が誰だとしても人を好きになることができない人間だって。
あとうちらはお互いに「好き」の形が違うんです。
大樹は離れていてもお互いを思いやれて支えになれる恋愛がしたくて、
でもうちは離れていると淋しくなってしまってだめで。
うちらは似ているとこが沢山あるけれども、やっぱり違う人間なんだって実感した。
大樹が「離れていてもお互いを思いやれる恋愛」をしようとしてることや、
ちゃんと人を好きになれず少しでも早く長く彼女に会おうとしないこととか、
日々のちょっとしたことで喧嘩になり言い合いになりあたしは涙を流してつらいと言う。
みおにつらい思いをいっぱいさせてる。って。
それでこれからもいっぱいそういう思いをさせることはできないから、別れよう。って。

27日に原宿で喧嘩して、それからなんとなく嫌な予感がしてたんだ。
もしかしたら大樹がいなくなってしまうんじゃないかって、
なぜかそう思ってしまった。
そんなことはないと思ってた。
けど、頭をかすめる。

爆睡子と呼ばれるあたしが夜眠れなかった。
食いすぎっていつも言われるのに食欲がわかなくて、食べると吐きそうになる。
28日の夕方に会う約束をしてて、大樹が話があるって。
夕方までのバイトは、気を抜くと泣いてしまいそうで怖かった。
いつもは会うまでが楽しみなのに、
28日はバイトが早く終わってほしくないっておもった。

二人で話がしたいから28日の夜は泊まろうって事になって、
でもホテルまでの道のりも手を繋いでくれなくて、笑顔も見せてくれなくて。
途中入った喫茶店でうちが言った馬鹿っぽいことに初めて笑顔を見せた。
嬉しいのになんか泣きそうになった。

ベットに寝っころがって大樹は話し始めたけど、なぜか大樹は泣いてた。
なんで泣いてるんだろうって思って聞いてたけれども、
「別れよう。」って言葉で全部わかった。

泣きわめいてだだをこねる子供みたいになりたかったけど、
体が電池切れの人形みたいにまったく動かなくて、
ただ涙だけが絶えずに頬を伝う。

一生懸命考えたいのに頭が鉛みたいになってて目の前がぼやける。
でも必死に話した。

この半年の大樹の影響でうちは今まで考えられなかったくらいに変わった。
だから大樹が変わる可能性もゼロじゃないと思う。
人をちゃんと好きになれるように変われると思う。
というかうちには変えられると思う。
そのためにはつらい思いをしてもいいです。いくら涙を流してもいいです。
それよりも、大樹を失う方がつらい。

お互いを嫌いになったわけではないのに、別れることはできないです。

もしそれでも別れるというのならば、条件としてあと2年は待って欲しい。

何を話したのか言葉が拙すぎたけど、
泣きはらした不細工な顔で精一杯伝えた。
大樹はまた考え込んでずっとずっと黙り込んでた。

「これからもっとつらい思いするけどいいの?」って。

「うん。」




「じゃぁ、これからもまたよろしく。」

ほっとして、いっぱいいっぱい泣いた。
大樹にぎゅーってされて押し出るように涙が出た。


表面上「一件落着」なのかもしれないけれども、
28日以来毎日このことをずっと考えてる。

一番考えるのは、自分はどう変わっていけばいいのか、です。

でも1つ確実に変わったのは、大樹の留学に対する考えです。
10ヶ月も待てないって思ってた。
けれども、待とうって本当に思った。
10ヶ月待てるような恋愛にできれば、きっとそれはお互いが根本から支えあってて、
うちにとっての一番の障害である「距離」が克服できるんだと思う。
今はまだ無理だけれども、
『10ヶ月』って単語を一日に何回も何回も思い出す。

もっと色んな恋愛をしてみたかったって思ってたけれども、
これが最後の恋愛でもいいって思った。
他人から見たら、馬鹿かと思われるかもしれないけど、
本当に思うよ。

10ヶ月ってきっと短い。

留学はまだまだ先のことだから、少しずつ考えていこうと思う。


自分がどうあるべきか考えて答えがでなくて、何回も一人で泣いて、
確かに28日からすでにつらいことがいっぱいあるけれど、
失うはずがないと思ったものを一度失いかけて、
大切なものを失うということがどういうことか少しわかったんだ。
あの笑顔をもう見ることができない。
あの声をもう聞くことができない。
あの手の温もりにもう触れることができない。
何かあるごとに大樹を想うことができない。
決まった時間の電話もメールも、もう無い。
背中を抱きしめることもできず、見送ることしかできない。
言葉にしたら尽きないほど、
今まで生活のほとんどの部分を占めてたものが、無くなるってこと。
それは多分内臓が無くなっちゃったみたいな感じなんだろうなぁ。


一昨日一緒に横浜に行きました。
夜はランドマークタワーの展望台の夜景を見てきました。
もしも一人になったとしたら、絶対にここに来るだろうねって話した。
それで、偶然再会とかしないかなぁって。
来るとしたら特別な日に来ようね。って。
でも、そうじゃなくて、絶対2人でまた来ようね。
28日の出来事からつい1人になったことを想像してしまうけれども、
もう大樹と離れてしまうことはないと思う。








過去を愛しく思えるように 明日を生きる。

>>ろぐ

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