この秋から、毎週水曜日の午前中に絵を習い始めた。 もともと絵心があったわけではなく、いわばずぶの素人。謙遜抜きにして。
動機は、描写力と表現力の感性をつけたいと思ったから。
物を見て、感じて、それをそのまま表現する。 これは、絵画の創作も文章の創作も共通する感性を必要とする。 だから、絵画教室は文筆の感性を養うトレーニングの一環と思っている。
確かに、細かいところまできちんと観察して描写しないといけない。 集中力が途絶えたところは雑になる。 それでも、適宜、先生がアドバイスをしてくれ、何とか形のあるものに表現している。 この作業は、文筆活動には遠回りのように思えるけど、自分にとってはきわめて効果的で実りの多い練習だと信じている。
今日は、椅子の上に乗った水差しと銀細工のポットをデッサン。
始めは、小学生のお絵かきみたいな絵を描いていたんだけど、陰に濃淡、背景にも濃淡をつけて、それっぽいアングルのものを描いた。 でも、まだまだ未完成。 続きは来週。デッサンが終ってから、あらたに同じ静物を水彩で描く。
絵には性格が出る。 どちらかといえば大胆。細かいところは切り捨て。 リズムに乗ったエンピツさばきはかなりいい線だけど、考えて書いた線は表現が固まっている。描く順序は注意散漫気味。 遠近感はいいほう。ちゃんとリアリスティック。
全体的に大雑把。ぷっ。さすが祐子。
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