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■ 見舞金
配偶者からメールが来た
会社から父が亡くなった見舞金として１０万円入ったんだそう
その事を書いた次に
「生活費に使っていいかな」
と、書いてあった
言ってる事（書いてる事）は至って普通
おかしい事はないし偉そうでも嫌みでも何でもない
けどね
あまりにも事務的で冷たさを感じた
あたし以外の人が見たら過剰反応だと思うかもしれない
あたしがもう配偶者の事を信じられなくなってるから異常に反応してるだけって
世の中こんな物なのかもしれない
けど
あたしは、たとえ一言でもあたしへのいたわりの気持ちが見たかった
そりゃぁ「見舞金」だろうが「お祝い金」だろうがお金には変わりない
現金は物理的なものだし手に入れた人がどう使おうが、その人の勝手と言えばそうだろう
でもね、あたしとっては父が亡くなった事へのお見舞い金
せめてどう使うかをあたしに聞いて欲しいと思った
結果、配偶者の生活費に使う事にしたとしても
あたしが決めて言うのと、向こうから先に言って来られるのとでは全然違う
今度みたいに向こうから言われると
「こいつは父が亡くなってお金が入ってきた事を喜んでるのか？」
とまで思う
やっぱり価値観が全然違う
特にお金に関しては異星人ほど違う気がする
このお金、生活費って書いてるけど
冷たいあたしをだしに酒飲んで遊んで気を紛らすために使うんだろうなぁ
優しくしてくれる女がいたら、馬鹿みたいに使うんだろう・・・前みたいに
色々してもらった元カノは香港でどうしてるんだろうね
まだ離婚もせずに一応幸せな主婦してるんだろうか？
それとも離婚しないまでもこっちに帰ってきてたりして・・・
そのうち、シラっとしてまた配偶者に連絡してくるんだろうなぁ
そんな気がしてしょうがない
配偶者は自分のためなら何でもしてくれると思ってるから
気が向いた時に急に頼っても全然大丈夫ってのが見え見えなんだよ、あたしには
こんな奴らにあたしの人生と関わって欲しくない
2003年01月16日(木)
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