問はず語り
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2003年12月05日(金) うわあ、一番長くなったなぁ…。

今日こそ大した話題もないのでいきなり始めます。
気紛れキャラ考察:3

     漢前。

最初はなんて堅物なヤツなんだ!と思いました。
その上あの自己主張の激しさからいって、1巻前半あたりはかなり苦手でしたです。
でもだんだんと他の2人に感化されてって、良い具合に柔らかくなった感じですね。
なんせ蛇寮王子を殴り倒すイキオイですから。
これにはもう「最強」の称号を与えるしかありません。
まあ未だに頑固な面は健在ですが。
自分がこうと決めたことは最後までやり通す、意志の強い子だと思います。
もともと努力家だからその為の労力も厭わない。
今まで知らなかった新しい知識を得るのが楽しくて仕方ないんじゃなかろうか。
こういう勉強の仕方が一番身につくんですよね、羨ましい。
学者タイプだなぁとつくづく思うですよ。

ただ自分のレベルと同じものを相手に求める部分はあまり好ましくない。
特にさっきも言ったように1巻前半あたりはどうしても自己中心的なイメージを抱いてしまう。
「私が出来るのだからあなたも出来て当然、それをしないのはただの怠慢だ。」とかそんな感じで。
それは一理あるかもしれないけど、どっかで気を抜かないと途中で疲れそう。
しかも周りを省みず1人突っ走りがち。
まあ自分の信念に基づいての行動だから一概に悪いとは言えないけど
良くも悪くも頑張りすぎなとこがあるので、親友たちが絶妙なタイミングで支えになってくれればなぁと思います。
どうせ自分からじゃ言い出せないだろうから、つーか他人から言われるまで気付けないだろうから
そこは敏感な6男さんの出番ですよ。(笑)
指摘されて初めて寄りかかる存在があるということ、その存在を欲していたことに気付きそうだ。
そういう意味でも、この子の良いところは他人ばかりでなく自分にも厳しいところですかね。
だから少なくとも中途半端な無責任なことは絶対言わないし、それなりの説得力もあるはず。
あとは言い方次第かな。(笑)


とにかく絶対に不器用だと思う。
感情を素直に表に出すことがどうしても苦手なんじゃないかと。
1人っ子だからどっか我侭な部分もあるだろうなぁ。
反面、主人公同様甘え下手でしょう。
気の強いことも相乗効果で、そういったのを悟られるのも嫌なんじゃないかと。
それから特に恋愛面。
他のことに対しては割とすんなりこなすし、出来ない部分は並々ならぬ努力で補うけど
これだけはどうしても自分1人じゃどうにもならないから誰にも相談出来ずに悩んでそう。
そもそも今まで勉強、勉強だったのでこの方面は素晴らしく鈍感だろうから
なんでこんな気持ちになるのかがまず分からなくていちいち悩むはず。(笑)

が、気づいてしまったらあとは正直に押しまくるのではないかと。
さりげなくアピールしてみせたりね、気付かせようと努力してみたりね。
それなのに当の本人だけはいっかな気付く様子もない。
おかげで生徒のほとんどがハー子さんの気持ちに気付いているという始末。
ついでにうちのロンさんはハー子さんの更に倍をいく鈍感坊やなくせに
無自覚であらゆる人を惹きつける天然タラシなので相当苦労しております。
ライバルも非常に多いのに、やっぱり本人だけが何かの陰謀であるかのように一切気付かない。
あ、うちのハー子さんはロンにひたすらめろめろですからね!(笑)
そこんとこヨロシク!!


ちなみにロンの方はと言うと、ハー子さんが気になるのにそれが何でかまだ気付いてない、という感じです。
結局
お互いしか見えてないということです。


よって周囲の人間の大抵はそんなん勝手にやってくれ、の態度ですよ。
犬も食わない類のソレを真剣にやってる奴らの間には、誰も入りたくはないものです。


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大平綾都 |MAILHomePage


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