問はず語り
案内後退前進


2003年11月30日(日) 専用タオルが必要だ。

最近本の話題ばかりで申し訳なく思っておりますが
なんせここんとこ本しか読んでないのでそれ以外のネタがございません。
そろそろここが読書感想日記になることを危惧している大平です、こんばんは。


先日本を読んでぼろぼろに泣いた、と書きましたがそれが甘かったということを身をもって知りました。
あの日の涙が1ならば、今日のそれは10です。(←オプション:涙色)
一体どうしたんだというくらいに泣けて泣けて仕方なかった。
どっかが壊れたんじゃないかと自分でも不安になりそうなほどに。
つーか近頃涙腺が壊れてると本気で思う。

読みながら、早くこの子を救ってあげてと思った。
早くこの子を幸せにしてあげてと思った。


こんなに激しく涙を流したのはこの本が初めてです。
外じゃ絶対読めない。
涙用タオルまで引っ張り出してきた始末ですから。
泣くのを止める術なんてないんじゃないかと思うくらいに、次から次へと涙が溢れて仕方がなかった。
そんな自分が恥ずかしくて
「あかん泣く!これは泣く!泣けますから……!!」
とか言いながら泣いた。(むしろそれはギャグだ)
そんな場面がいくつもあった。
別に誰かが死ぬ場面じゃないけど、辛くてしょうがなかった。
だから早く報われますようにと、優しい世界が訪れますようにと、それだけを祈りながら読んでた。
ひたすらそれだけを願いながら読んでた。

       紛れもなく真実。


ハードカバーで1ページに上下段ある長い長いお話でしたが、
明日読み終えられるのかと思うととてつもなく楽しみです。


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大平綾都 |MAILHomePage


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