2008年09月14日(日)  降雪確率100%の「ハーベストの丘」

大阪滞在2日目。「あそこはええよー」と大阪の家族や友人から評判を聞いていたハーベストの丘へ。わたしの実家からは車で10分ほどの距離にあるのだけど、駅前から出ているバスに15分ほど揺られて向かう。行ってみて、「ここはええわー」。広い敷地にいろんなものが詰め込んであって、何時間でも過ごせそう。目移りしそうな遊具に、娘のたまも目がキラリ。だけど、何をするにもいちいちお金がかかる。それぞれ300円かける大人二人。子どもが4才を越えたら、さらに子ども料金がかかる。

放し飼いになっている犬と遊べるコーナーに入るのにも、付き添いの大人は300円。たまが入りたそうにしていたので入ったら、「こわい〜。でる〜」とぐずりだす。300円の元を取ろうと思って引き止めたものの「でる〜」。せめて写真をと撮ったけれど、ひどい顔をしていた。

300円の観覧車から眺めると、吊り橋の向こうは畑や牧場や池が広がるのどかなエリア。観覧車を降り、吊り橋の手前の小径を下って小川が流れているところまで歩く。自然の小川には、あめんぼやおたまじゃくしが泳いでいる。たまを裸足にさせて小川に足をつけさせると、指の間に砂が入り込む感触が気持ち悪いらしく、「でる〜」。軟弱な都会っ子になってしまっている。

吊り橋を渡り、たまが異様に興味を示したパンダボートに乗る。20分900円。自転車を漕いで大きな池を進む。フナみたいな魚が群れで泳いでいて、手をたたくとホイホイ寄ってくる。警戒心ゼロ。ボートから上がると、100円の電気自動車をせがまれ、スイカ車に乗り込む。思いがけないスピードで発進したかと思うと、あっという間に走らなくなる。降りると、「イーゴ」とイチゴ車に駆け寄るたまを引きはがし、牧場エリアへ。ヤギやウサギの餌も有料。どうせたまは怖がるので,眺めるだけに。

カフェテリアのお昼は意外とおいしく、たまもよく食べる。その近くにガラス越しに中の作業を覗ける工場があり、プリンやらソーセージやら牛乳やらを作っている。午後でほとんどの機械は止まっていたけれど、プリンにフタをする作業をたまは食い入るように眺めていた。

ちょうど期間限定の「ハーベストの丘に雪が降る」というイベントがあり、降雪機でまいた雪を敷き詰めた二十畳ほどの銀世界が出現。子どもたちがひしめきあって、角砂糖に群がるアリ状態。そこに高度を上げた降雪機のノズルから大粒の雪が降り注ぐ。大粒というより塊で、こぶし大の雪を顔面に受けると、冷たさよりも衝撃が勝る。昼寝から無理矢理起こされた寝ぼけ眼のたまにはあまり受けなかった。

2003年09月14日(日)  ヤッシー君、地震を吹っ飛ばす!
2002年09月14日(土)  旅支度

<<<前の日記  次の日記>>>