2007年08月30日(木)  マタニティオレンジ169 布おむつはエコかエゴか

大阪に住む妹の純子から布おむつとおむつカバーとトレーニングパンツのおさがりがどっさり届いた。5歳の長男と2歳の長女が通う保育園が布おむつ主義だったそうだが、おかげで二人とも早々とおむつが取れ(長女は1歳半!)たという。「ゴミも出ないし、いいこと尽くめよ」と添えられた手紙には書いてあった。

早速、保育園でも紙おむつから布おむつに切り替えることに。「これで4人目です」と保育士さん。10人中4人が布というのは意外と高い比率。働きながら布おむつなんてとんでもない、と逃げ回っていたわたしは、汗疹という止むに止まれぬ事情がなければ、布に手を出すことなんてなかったと思う。汗疹が治まるまでのつなぎぐらいで考えていたのだけれど、「お母さん、よくぞご決断されました」と保育士さんに歓迎され、紙には戻りづらくなってしまった。

ゴミは減るし、それに伴うニオイからも解放される。マンションのゴミ集積場に捨てるとにおいがこもるので「燃えるゴミの日」に早起きして捨てに行く必要もなくなる。重いおむつを買う手間も省けるし、おむつ代も浮く。たしかにいいことは数々あるし、洗濯がちょっと面倒(バケツでつけ置き。ウンチの場合はトイレで洗ってからつけ置き)だけど頑張ってみるか。そう思ったのだけれど、初日から前途多難。「お母さん。おむつは二枚重ねにしないと、すぐ漏れます」。二倍の布おむつが必要になることが発覚。しかも、「おむつカバー、防水機能が取れちゃってて、漏れます」。大阪の甥っ子姪っ子が使い終えて、たまが三代目。その間に何度洗濯したかを考えると、防水機能がくたびれるのも無理はない。さらに、「マジックテープもくっつきにくくて、すぐ落ちちゃうんです」。二枚重ねでも漏れるうえに、履き替えたと思ったらおむつごと外れて漏れる。ズボンの替えが何枚あっても足りず、洗濯物がふえることふえること。

布おむつとカバーのストックを一日で使い果たしてしまうので、二日に一度洗濯機を回していたのが毎日になり、乾燥機まで回すことになる。ところが乾燥機をかけると布おむつはしわしわになるので、アイロンがけが必要になる。紙おむつ代は浮いたが電気代がかさむ。「買い替えたほうがいいかもしれませんね」と保育士さんにやんわり催促された布おむつカバーを新調すると、新たなお金が出て行き、ゴミも出る。シャカシャカした素材の布おむつカバーは、燃やすと黒い煙が出そうだ。布おむつはエコなんだか「いいことやってる」という親のエゴなんだかわからなくなってきたけれど、たまのおしりの汗疹がきれいになっているのは間違いない。

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