2006年08月12日(土)  土曜ミッドナイトドラマ『快感職人』

7月8日からオンエアがはじまった初挑戦の連ドラ『快感職人』(テレビ朝日 毎週土曜25;25〜55)。全10話のうち7・8話(脚本は佐藤久美子さん。これまた面白いです)を除く8話分を書かせてもらい、今週ようやく最終話が決定稿になった。5月の終わりに話が来て、1話を書き始めたのが6月の頭。1話30分×8話分とはいえ、まるまる二か月かかっている。それでも映画に比べたら、びっくりするスピード。脚本を刷ってからオンエアされるまでにひと月もかからないなんて。

CMとタイトルバック、エンディングを除くと、ストーリーにかけられる時間は20分ちょっと。その中に盛り込むテーマとメッセージを決め、ドラマを作っていく。一話完結のペース配分は大事だけど、毎回同じパターンだと飽きられる。お約束の「癒し」にどうアプローチしていくか考える作業は新鮮で、面白くて、勉強になった。映画のホン作りとは違う筋肉を使う感じ。仕事するメディアや相手が変わると、気づかされることがいっぱいある。

印刷所から脚本が届く封筒には「今井雅子様 快感職人」とでかでかと書かれていて、自分が「快感職人」になった気分。わたしの指先から紡いだエピソードが観ている人を少しでも「いい気持ち」にできたらうれしい。

オンエアがはじまってひと月半。放送のなかった週が2回あり、今夜でようやく4話終了。CMがどのタイミングで入るかも見たいので、今のところリアルタイムでキャッチしているけど、オンエア時間も流動的で来週の第5話は25時55分から。5話にはとくに思い入れがあるので、夜更かししている人はぜひ観てください。

2005年08月12日(金)  宮崎あおいちゃんの『星の王子さま』
2002年08月12日(月)  お笑い犬トトの思い出

<<<前の日記  次の日記>>>