2005年02月12日(土)  浸った者勝ち映画『ネバーランド』

■私的ランキングで気になる映画第一位の『きみに読む物語』目当てに日比谷へ。丸の内プラぜールに着くと「立ち見です」と言われ、第三位の『ネバーランド』目指して日比谷映画へ移動。新聞の劇評を読んで直球ファンタジーの予感を抱いていたが、期待通りに見たいものを見られた。現実と空想を行き来する映像、ジョニー・デップ演じる作家ジェームズ・バリと少年たちとの芝居ごっこ。妻のある作家と美しい未亡人のいる少年一家との浮世離れした関係。夢の国ネバーランドへ連れて行く約束。全編がおとぎ話の要素に満ちているが、そんな中に織り込まれている作家の「書く苦悩と孤独」にはリアリティを感じた。「夢の力を信じた作家が、忘れられない出会いを通して名作を書き上げた」ストーリーに素直に共感して、ラストはボロボロ泣いてしまったが、隣で見ていたダンナはすっかりしらけきった顔。なぜ作家は少年一家と仲良くなったのかが理解できないと言う。未亡人への下心だろうと思って見ていたら何も起こらず、まったくついていけなかったとか。「全然わかんないよ、『ネバーエンド』」とタイトルも言い間違えていたが、彼にとっては落ちのない映画だったよう。ファンタジーは浸った者勝ち。

2004年02月12日(木)  本のお値段
2003年02月12日(水)  ミヤケマイ個展 MAI MIYAKE EXHIBITION2003

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