終わりなき戯言
幻水&日和サイト共通日記。pixiv関係はこちら→ pixiv / 企画用ブログ / twitter
2005年07月14日(木)
燃え尽きた・・・
限界までOZをプレイしてフラフラです。
最近は大分マシになっていたのですがさすがに酔いました。
PC画面見ると気持ち悪い・・・(じゃあすんなよ)
でも満足のいく結果を残せたので嬉しい。何より正義のマフラーがね・・・!
明日もまたOZをするでしょう・・・断章の為に・・・。


小話書きたくなったのですが何だか続くようなので下の方に載せていきます。
因みにオリジナルです。100題読んでないとわからないかもしれません・・・。


**拍手お返事**

>咏さん
は、初めまして!ようこそいらっしゃいました!管理人の砂原と申します。
拍手のみならずメッセージを頂けてとても嬉しいです。
もしやキニスキー様でいらっしゃいますか!?(喜)
キニスン絡みのお話は本当に少ないですよね・・・しかしこんなサイトでもキニスン好きな方々に喜んで頂けるのなら同じキニスキーとして幸せでございます!
最愛ですから絡ませられるところはここぞとばかりにキニスンを書いてしまいます(欲望に忠実な自分に万歳/笑)実は密かに坊とのコンビも好きなのです・・・。
これからも地味にキニスン主張しつつ頑張りたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。


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【Arcadia 1】



 どうして僕達は今も歩き続けているのだろう。
 立ち止まれば奈落の底に落ちると知っているからか?
 振り返れば見せつけられた未来を思い出すからか?
 どちらにしろ、僕達の時間はあの日から止まることなく動き続けている。



「・・・・・・」
 部屋に入って鉢合わせた顔に冬夜は思わず眉を顰めた。相手も冬夜の姿に少なからず驚いたらしく、それとわかる程度に目を見開くと、ふと表情を緩める。
「・・・やあ、君も呼ばれたんだ?冬夜」
「『君も』って・・・甲斐も?」
 不審そうだった表情が不快なそれに変わる。その変化に気付いた甲斐は、軽く肩を竦めて隣のソファを顎で示し、とりあえず座れと促した。
「君がいるってことは司も来てるわけ?」
「いや、今日は僕だけ」
 ソファに腰を下ろしながら尋ねた冬夜に甲斐は小さく首を振る。口には出さなかったが、その仕草には自分一人だけが呼ばれたことに対する疑問が見て取れた。
 彼らは原則として二人一組で行動しなければならない。今はパートナーのいない冬夜はともかく、これが仕事に関する用件ならば司も呼ばれなければおかしいのだ。
「今回は仕事じゃないのかな?冬夜はどう思う?」
「さあね。どうせ碌なことじゃない」
 吐き捨てるように言い切って冬夜は苛立たしげに溜息を漏らした。それを認めた甲斐はからかいを含んだ声で話し掛ける。
「最近いつも以上に苛々してるね、カルシウム摂ったら?」
 余計なお世話だと甲斐を睨んだ冬夜に臆することなく、甲斐は余裕の笑みを崩さない。相変わらず嫌な奴だと内心で舌打ちを零してから冬夜が口を開こうとしたその時、唐突に部屋の扉が開いた。
 二人が部屋の入り口に目を向けると、扉の傍には一人の女性が立っていた。艶やかな黒髪は真っ直ぐに背中まで伸び、ピンと張った背筋が凛とした印象を与える。利発そうな顔立ちとスラリと伸びた手足にはスーツがよく似合っていた。
 彼女は二人がそこにいることを確認すると、にこりと美しい微笑を浮かべた。口紅を塗った唇が緩やかな弧を描く。
「五分前行動とは感心ね」
「静流さんは相変わらず、きっちり時間通りだね。機械でも内蔵されてそうだよ」
「それは私にとっては褒め言葉だわ」
 甲斐と笑顔の応酬を交わしてから静流は二人と向かい合うソファに座った。そして間も置かずに手にしたファイルを二人に差し出し、見なさいと目で促した。
「私が直接あなた達に会う理由、わかるわね?」
 確かめるように目を細めた静流に、二人は一瞬沈黙する。それから二人の考えを代表するように甲斐が答えた。
「極秘任務か、それとも余程厄介な事情でもあるのか」
「おしい、両方よ」
「・・・最悪」
 あからさまに顔を顰めて手元の資料を捲っていく冬夜の手が不意に止まった。僅かに見開いた紺碧の瞳はある一点を凝視したまま動かず、そして数秒の後に漸く冬夜は声を絞り出した。
「・・・・・・桂・・・」
 呟かれた名に甲斐は眉を寄せ、静流は瞳に鋭さを帯びた。美しい顔に浮かんだその色はまるで凍てつくような冷たさを孕んでいた。
「そう、桂・・・彼が現時点で一番新しい犠牲者よ」
 静かに告げた静流の言葉はどこまでも事務的で、何の感情も持たなかった。
 甲斐も資料の文字を目で追いながら読み進め、冬夜と同じ場所で視線を止めた。それまでの速さとは打って変わってじっくりと時間をかけて文章を理解して、次のページを視界に入れると同時に息を呑む。そこには一枚の写真が挟まれており、そして見覚えのある人の姿が写っていた。
「桂が、死んだ・・・?」
 信じられない事実を呑みこもうとして思わず声が出る。
 コンクリートの地面に倒れ、天を眺めているその人は、血の海の中で笑っていた。


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時間的には冬夜が飛鳥と出会う一年前。冬夜16歳、甲斐17歳。
何となく桂が死んだ時のことを書きたくなったのです。
彼のことが割と好きだったかもしれないと今更に思ったり。
そして今まで名前と声だけ出ていた静流さんが初登場です。
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