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2004年06月10日(木)
祝福の鐘
嬉しい?悲しい?いや、違う。何の感情も湧かない。 何故。 少し焦った。まさか、こんなに。 「坊ちゃん?」 クレオは呆然としている柳に眉を顰めた。 久し振りに帰った家を見回すでもなく、ただ何かに打ちのめされるように虚空を凝視している柳は、その呼びかけには答えずに。 戦争が終わって帰った家は既に懐かしいものではなくなっていた。 ここで生まれ育ち、皆で生きてきた。父と、友と、家族と。 今思えば幸せだったと思う。何不自由のない生活だった。 しかし記憶はただの記憶でしかなく、思い出にすら昇華できていなかった。 過去を望む気持ちも、失われたものへの絶望も、何も感じない。 「・・・・・・こんな、ものなのか?」 淡々と、どこか冷めた目で自分を感じていた。 いつの間に自分はこんなに麻痺していたのだろうか。 押し殺したモノは叫びを上げることなく、波一つ立たない水面のようだった。 こんな、まるで人形みたいに――。 無性に納得した。此処に自分の居場所はないのだ。 帰るべき家はない。 もう、全てがあの頃のままではないのだから。 ■■■ 書きたいネタが沢山出てきてどうしような砂原です。こんばんは。 課題終わりましたー! でも今月は発表があるのでそのレジュメを作らなければならないのです。 まだ二週間ほどありますが、二週間なんてあっという間ですよ・・・(遠い目) 昨日はルックの日でしたね。 チャット・・・行きたかったのですが行けませんでした・・・(悔) アンケートのお返事は近いうちに。ご協力有難う御座います〜。 予想以上にルックとキニスン(ルクキニ)の人気があってどうしましょう。 驚きと喜びとで本当にどうすればいいのやらで・・・。 もっと更新できるように頑張りたいと思います。 その為にはシリーズの続きを早く終わらせましょう。 でもまだ全体の半分にも・・・っ(先は長い・・・) |