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2004年03月09日(火)
優しい人
「リオンは優しいね」ポツリと、遠くを見るように空を見上げたジョウイにリオンは首を傾げた。 「いきなり何?」 「ちょっとね、何となく思っただけ」 そう言って曖昧に笑う。 羨ましいと思ったのは内緒だ。 優しい。明るい。思いやりがある。諦めない。 そして純粋。 彼を表す言葉を挙げるとすれば、そういった一般には良いとされるもの。 羨ましい。それ以外に何があろう。 「でも、ジョウイも優しいよ」 当たり前のように笑う姿がジョウイには眩しく映る。 その笑顔が好きだ、と思う反面で嫉妬している自分に気付く。 ・・・君は、何もわかってないよ。 思わず出てきそうになった言葉を呑み込んだ。 君はわかってない。 この複雑な気持ちも、想いも。 君に嫉妬している僕は全然優しくなんてないのに。 それどころかこの汚い感情を思い出させる君を疎ましく思う。 なのに僕を信じきっている君はなんて純粋な。 だけど、リオン。 純粋であることと無知であることはどう違うのだろうか? 最近日記に書くようなことが何もないので小話を。 一番最初に嵌ったCPがジョウ主だとは誰も信じまい。 だってサイトにジョウイの欠片もないですからねー。 いつの間にか坊に取られてました(笑) |