日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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| 2007年12月01日(土) |
「カラマーゾフの兄弟」 |
カラ兄(こんな略し方すると怒られそうだ笑)、読み終わりました! 登場人物みんなそれぞれ濃く生きてて、とてもいいです。名作って言われるだけあるのかな。 どこかで「みんな病気」と評されてましたが確かに三男を除いてみんなどこかしら病的だった。特に某兄さんの終盤での病みっぷりには目を見張るものがあります。いやでも好きなんです。
下巻からふと読み直し始めたので細かいところが曖昧になっていたんですが、でも、検事や弁護人が新しい物語を作ってしまうところが、読者としては「違うミーチャはそうじゃないんだー!!」って感じでもどかしかった(←けど最初のころは兄さんがやったのかと思ってた)。結局私は三人に感情移入して読んでたようです。説明できることがすべてではないんだよ、と思ったり。くるみエピにすっかり参ったり。 カテリーナは本当に「高慢」ですね。何てことをするんだ!と憤慨したけどそんなあなたをミーチャは好きなのです。
色々考えられる内容が詰まってましたが…私はアリョーシャの素敵な人具合に感じ入りました。すごく、主人公タイプでおまけに大人しくて影が薄いので、こんな好きになるとは思わなかった。第二部を読みたかったような気もするなあ。革命家アリョーシャって想像つかないから。 結局二人の兄はどうなっちゃったんだろうなあ。イワン兄さんがあまりにも不憫。だれか話をまともに聞いてあげてください…。
ところで私は新潮の全三巻のやつで読んだんですけど、光文社新訳もすごく売れてるんですね。訳によってイメージは結構変わってくることでしょう。新訳の方も見てみたい。
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