日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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閉鎖された建物(洋風建築なんだけど、縦の構造が迷路みたいに入り乱れてる)の中で、ドラキュラだか人間を食う何かだかがやって来る不安におびえながら焦る夢を見た…ような気がする。 その建物は廃墟なんかじゃなくて、ちゃんと明かりもともっている。でも、進んでも進んでも廊下だから出られない。確か赤い絨毯が引いてあって、上っているんだか下りているんだかわからないような傾斜だったり階段だったり。人には会わないけど、今このときに誰かが犠牲になっているのかも、というような気がした。 窓がないし、廊下の赤はまるで血の色だし、ああ私はこのまましぬかもなと思っていた。外が見たかった。
まだ鴎外読んでる。 「護持院原の決闘」は受験のときに見かけたような気もするけど私の記憶はさっぱり当てにならない。「じいさんばあさん」は仲のよい老夫婦の意外な来歴を書いたもの。いい話じゃないか…。 森見登美彦が使ってた「百物語」も読んだ。基本的に留学経験のあるような作者自身に近い人が語り手になるし、実在の人物もさくさく出てくるようです。ああこの人が飾磨さん、とにやにや。哲学が絶望的にわからないので、人名を出されてもつらい。でも、「かのように」は何を迷っているのかとてもわかったような気がする。 個人的には 「本を読み出すと、秀麿は不思議に精神をそこに集中することが出来て、事業の圧迫をも感ぜず、家庭の空気の緊張をも感ぜないでいる。それで本ばかり読んでいることになるのである。」(「かのように」より) という文言が好き。まあ自分はこんな大仰ではありませんが。
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