日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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今年は、ブックフェアに、行かなかった。軍資金と時間の問題。 そろそろ「夜は短し歩けよ乙女」を買おうかなどと思っていたのですがそれも伸ばし伸ばしに。
「赤い夢の迷宮」 勇嶺薫名義での著作。はやみねって読めなかった…。作者曰く「黒はやみね」。 赤い夢が完全にダーク路線。だって落ちが。 こういうの書きたくてたまらなかったんだろうなー多分。好きなんだろうなあという印象。 でも漢字名義にしている割に、文章なんかは実質そんなに変わっていないので結局のところはショッキングです。いつものやわらかい文体のおかげで、かえって嫌な感じが付きまとうんです。 夢水、クイーン、恭助の三シリーズは世界がリンクしてるけどこれは流石に違うみたいです。ですが、一応からくり館で既にこの狂った雰囲気は出てるんですよね…。いつかクイーンもこういう世界にぶっこまれたりするのかもしれない。魔窟王も意外に終わらないホラー路線だったし。
ネタばれ。 ユーレイ、名前からして語られてない秘密があったと思う。キャア、面白そうな人だったのに…何だかとても気の毒だったので刑事さんとキャアでツーカーだったら、などなど妄想に逃避してしまった。事件の進捗状況を訊かれてとても嫌そうな刑事を妄想してみた。多分間違ってない。勇嶺次回作があるなら、遡ってキャアが探偵役として活躍するんじゃないかな、とか言ってみる。 吉良、いくらなんでもそのまんま過ぎる(笑)。ウガッコ、学校のアナグラムかと思ったけど関係ないか。 死体愛好な人が出てきたりいじめによって心を病んだ人が出てきたり、それが全部死んじゃったり。 そもそも主人公「ぼく」の正体がわからない。明らかに怪しいのになあ。実体験+作品を読んだことで最後の段階に至ったと見たんですが、結局全部OGの創作ということも考えられるかもしれません。そうするとそれ以前の「ぼく」は何をやっていたのだろう、ということになってしまうのですが。 とにかく「ぼく」は物語の中に閉じ込められた、のではないかと。その結果の発狂なのではないかと。…黒いなあ。
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