日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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テラも守り人も見逃してしまったー! シロエに絡まれるキースがひどく楽しみなので、ネット配信は心の準備をして見ようとおもいます。
「新釈 走れメロス 他四篇」…これが正式タイトル? 森見氏の作品は結構大好きなのです。特に小宇宙な部屋と恐ろしく自己完結した男が好きなようです。「桜の森の満開の下」、そのまま一生自己完結してればいいのにとちょっと思ってしまった(笑)。 それと桃色遊戯という響きが駄目すぎて素敵だ。
「百物語」を除いた四作は全て原典既読のはずなんですが、いかんせん記憶が曖昧っていうか細かいところほとんど忘れてる。 表題作「走れメロス」の、原典からの反転ぶりがなかなか好き。なにせ詭弁論部ですから反転もしようものです。しかも桃色のブリーフで踊る。なんて卑猥な。 文体といいストーリーといい、極めてばかばかしいところがやっぱり大好きなんですが、他の作品もいろいろ。切ない感じの話もあります。やはりゆるく繋がってます。 これまでかなり妄想っぽく感じてたのは、主人公や登場人物の思考や生活が、作者と重ねあわされているかのように思わせるからだろうなあと思う。「桜の森の満開の下」とかね。作者も自分の書いてるものの文体のパターンなどに違和感あるのかなあとついつい感じてしまう。 語ること、書くことに意識的な気がします。個人的に自分がこういうのに凝っているからかもしれませんが、そういうことを考えさせられて面白かったです。「藪の中」なんかは、まんま語りだし。その意味で「百物語」の語り手が「森見君」なのも納得。原典でも「森」が語ってるのかなあ。
自己完結した女の子ってどこかの作品に出てこないのかな、と思ったり。
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