日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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本当はこういう帯がついてたのだと画像を見て初めて知った。何か内部文書みたいなのっぺりした表紙(筋模様が入ってる紙の。)だったので変だと思ってたんです。
読んでしまってから思ったんですけど、恩田さんの本を読むときは起承転結のうち、転のあたりで一旦停止して最初からもう一回読むくらいの冷静さを保つように心がけながら読んだほうがいいのかもしれません。ぐいぐい引き込まれるものだから、そろそろクライマックス!という段ではそれはもうすんごい加速がついている訳で。
(以下ネタばれ)
本文中で再三言われている通りに結局なんだかわからない事件だったあたりが、すごくいやな感じです。 一人一人の言葉の中から窺えることはあるんですが、ひとつの真相が明らかになるわけではありませんでした。途中まで期待していたのでほんとに気持ち悪いな!と思った。各編で語った人々がそれぞれの解釈で納得していかなくてはならなくて、どの解釈も正しいのだろうという気がします。 私個人的には怖かった(そして盛り上がってた)のは弁護士の章。それと、パニックものとして、エスカレーターの手摺の位置より上に女性の足が見えたり圧死したりする状況そのものが……(泣)。落ちで語られる未来も怖かったけどどうしてそこでそうなるのー!って感じでそれどころではなかったようです。
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