日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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久しぶりの感想。 「光の王」 ロジャー・ゼラズニイ
一応SFに分類されるらしいです。SF読むのは初めてのような気もします…(あやふや)。
インド神話の神様の名と力を持つ登場人物がたくさん出てきて豪華絢爛です。 主人公はシッダルタ、仏陀、サムなどの名で知られる男。この男は<天>に反旗を翻しています。名前の割に激しく戦います。 それもそのはず…本の裏表紙のあらすじを見れば、どういう設定なのかは大体分かってしまいます。こういうのって必要なのかなーとも思いますね。私は読んでのお楽しみだとも思うんですが。 ファンタジーっぽいんですが、所々おかしなところがあって、実はSFであることが分かります。ニルリティーの素性が面白かったです。
キャラクターが立ってています。漫画化したら面白そう。 ヤマ(閻魔達磨)がおいしい人だと思います。<死の神>にして発明家です。 アグニへの「かつて存在した友情の名において」と、カーリーへの未練を感じさせる諸々の行動がいいです。最後の最後で小さい女の子を育ててるところも何とも言えず。サムに負けず劣らずかっこいいです。
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