日記雑記
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ソンナモノハ妄想ダ
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2005年07月06日(水) 映画「ドグマ」

ハリポタ原書発売も間近に迫ってきました。はやいところ予約せねば…。

月曜日にBSで「ドグマ」を放送していました。アランの股間がつるつる、といわれるアレです。天使だからって本当につるつるでした。

ノリは漫画っぽかったです。ファンタジックな漫画を本気で漫画化したらこうなるだろうと思われます。何か結果的に日本の日曜の朝にやってる特撮(戦隊モノのほう)みたいな仕上がりになってました。凄くちゃっちい雰囲気。羽とか。
でも、SFX駆使した映像でこんな話をやられたら逆に嫌ですね。
便器から出てきた怪物(…)が向かってくる人間をなぎ倒していると思われるシーンの、登場人物達の演技が最高に安っぽかったです。

宗教がかった話題で、キリスト教に親しみがない人にとってはよく分からない設定が多かったです。話の展開上重要なポイントもあったみたい…なのですが。(っていうかロキとかメタトロンとか、元があるのかすら分からない)
それから現状が全部会話によって明らかになっていくのが気にかかりました。やたら説明が多い。同時に下ネタも多いので、若干辛かったです。

下ネタは預言者の金髪の方がきつかったですねえ。いいからちょっと黙ってくれ、と思いました。
でも何で「男の事を考えながらやることもある」設定の必要性があるのでしょうね。同性愛にも言及しようとしたのでしょうか…? その男というのは、相棒のことなのか…?とか思ったり(オイ)。

それを言うなら、追放組の二人も最後の方が濃かったですが。べたべたな親友ネタでした。
切れてしまった人のほう、途中から山本太郎に見えてきて、今ひとつシリアスに見ることが出来ませんでした。
一時は主人公と話が合いそうだったんだから、もっとうまく折り合いをつけてくれればよかったのに、とも思います。

ストリッパーの女の人がものすごく可愛くて、登場シーンから動揺してしまいました(笑)。
預言者のまるい方と、聖書に載らなかった黒人の殉教者がいい味出してた。
アラン・リックマンは、池の上での語りの場面が好き。登場時の馬鹿馬鹿しさが嘘のようです(笑)。
が、穏やかでかっこいいなーと思って見ていたら、最後にあった主人公の腹部に触れる場面での手つきが無駄にやらしかったのは流石リックマンだと思いました。別に変な意図はないはずなんですがね。

もう一度見たいかと言われれば微妙なところですが、それなりに面白かったです。


夏は幾つも見たい映画が公開されるので楽しみです。
亡国のイージスとー、ウブメとー……結局鋼も見に行くような気がします。
ウブメは色々ありえないと思ってますが、やっぱり行くんだろうなあ。


えびむらさき |MAIL

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