春の日記
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| 2009年04月28日(火) |
蜻蛉峠、梅田芸術劇場メインホール※ネタバレ |
三列目でしたが、行ってみたらまさかの最前列とか!五右衛門ロックの時の新宿コマでは前すぎて演出が見辛かった部分があったので不安でしたが、思ってたほどじゃなくてひと安心。今回は俳優は客席に現れない演出だったので気楽に足を伸ばせてました。うーん、照明のフィルムに書いてある番号さえ見えてしまう近さ…あとちょっと音が近くて頭に響いたかな…。でも、さすがに役者が近くて表情とか筋肉とか汗とか殺陣とかよく見えて楽しかったかも。人物の立ち位置の関係で奥の人が見えなかった所もちらりとあったからやっぱり一番観易いのは十数列めのセンター付近だと思うけどね…。 あらすじくらいしか見てなかったので何か暗そうな…吉原御免状みたいなお笑い要素のないタイプかな?と思ってましたら、初っ端からしてやられました…。あの軍鶏の着ぐるみの中の人の正体に気付いた時は衝撃的でした(笑)そういえば関西の出でしたっけ! キャラクター/役者について。闇太郎/古田は冒頭のふるちんシーンが最前列なだけに衝撃的すぎます…そりゃぶら下げてるのは作り物だけどリアルで困る…(笑)なくたっていいじゃないかそんな見せ場は。結局、記憶についてはどうなってたんだろう。馬鹿のふりをして、し続けるあまり(25年は長いだろ…)元々の記憶を忘れちゃったのかな。下駄を使った変則的な殺陣でしたかね。後味の悪さを残す終わりでしたが。役者何十年だかの記念的公演だったような気がしたけど今回といい、リチャード三世といい、キャラクターは異なるものの最後に惨めな屍を晒す主役ばっかですかい!お泪/高岡さんは美人!という印象。うーん、25年ぶりだったとして、子供らしくない口づけを交わした相手の顔を見誤ることってあるのかなと思いましたが…そんな経験が無いから分からないかな(笑)彼女は闇太郎の死を知ることもなくずっとずっと蜻蛉峠で死んでしまった後でも待ってそうですね。銀之助/勝地くんは、犬顔家以来ですが冒頭から元気一杯ぶりと美しい腹筋を堪能させていただきました。今回は狂言回しと言うか、最後まで生き残ってるから裏主人公と言うか…しかし凄い設定のキャラですね。サルキジを殺してしまったのにはちょいと驚きましたが、ラストで形見の品を纏ってましたね。男としても女としても立ち行かぬ身のままでこれから先も生きていく、という事を考えると蜻蛉峠を踏み越えていった銀之助の闇は深いなぁと思いました。天晴/堤さんはやっぱり凄く目が行きました。かっこいい〜って感じで。色々映画やドラマに出てるのは知ってますがやっぱり京極堂よりはこういう役の方が好みだな…(笑)何か良い人の役が多いような印象だけど、今回は敵役でしたね。着物で殺陣、堪能しました。いろいろ鬱屈したキャラクターですね…しかし大通り魔事件が25年前と言うことを考えると全体的に主要人物は結構年配と言うか中年以降ばっかりですよね…25年ってちょっと長いんじゃないかなと思ったり。立派/橋本さんとお寸/高田さんは似合いの夫婦…って結婚離婚を100回以上繰り返してる訳ですが。相変わらず面白いキャラクターです。二人の子サルキジ/木村くんは実は娘だった!というのがまた…胸は晒さないでよろしい。境遇といい、思い切って告白した相手に殺されてしまう最期といい、物語の中で一番報われない子のような。報われないっていえば本物のやみ太郎か…あれはちゃんと後で放免してもらえたんでしょうね…?(汗)流石先生/粟根さんは何か今回もどさくさに紛れてちゃっかり生き延びていそうな感じですが…どうでしょ。この人の役も忠臣と、あとこの辺のキャラクターが定着してきたような。蟹右衛門/村木さんは今回なかなかお話に絡んでくるキャラでしたね。変態プレイに違和感がない辺りどうしたものやら。結構お笑い要素もありつつ全体的には暗くて重い、後味の悪い作品でした。嫌いじゃないです。あれはどういうことかな、とか色々考えて後から想像してしまう感じ。まあ、評価と言うか好みは割れそうな気がします。あと、今回はサントラなかったようです。
春

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