春の日記
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2008年04月27日(日) ミュージカル「SEMPO」―日本のシンドラー 杉原千畝物語―、名鉄ホール ※ネタバレ

名鉄ホール初体験〜。ぶっちゃけ、この公演のチケットは沢木さんが出演している作品ということで取りました。公認サイト先行が入院期間中に終わっていたので一般枠で取ったものの、良い席でした。劇場としてはほどほどの大きさですね。生オケでしたが、舞台の両脇のスペースに潜って演奏してたので(壁の中に収納されてる感じ…)、変わってるなぁと思いました。いつもこうなんですかねぇ。客層は…まあ女性が多いのはいつものことだけど着物姿の人とかもちらほら。ファン層…?
さて、SEMPOとは杉原千畝氏のことです。千畝がユダヤ人には発音し辛かったらしく、名前の音読みです。ナチスの手を逃れるユダヤ人たちに命のビザを発行した人ですね。主人公がこの人だけに、多少の説教臭さと時代背景の説明としての歴史の教科書のおさらいっぽさを覚悟して行きましたが、思ったほどではなかったかと。というか、ドイツや諸国?、ソビエトや日本をあんな風に表現してくれるとは…!他の美女たちに色々つっつかれて「何でも言うこと聞くから苛めないでよぅ〜」とか言ってたドイツさんが突然軍服姿(でもミニスカ)で銃をぶっぱなしだしたりちょっと赤い感じの軍服美女(でもミニスカ)のロシアさん、ドイツさんに仲良くしよう♪と擦り寄る軍服姿(でもミニスカ)の日本さん…三人の関係で分かりやすく当時の関係を見せてくれましたな…。とりあえず日本にふいたし。キャストについては一応ざっと見てまた四季の出身者がちらほら居るな〜とは思ったものの全然把握してなかったんで、意外に(失礼な)みんな歌も上手く苦になることなく観られましたかね。ストーリー的にもまあ外してない感じ。でも最後に字幕とナレーションで説明して終了ってのはちょっといただけない。せっかくなんだから薄幕の向こうでスローモーション的にシルエットだけでもいいから人物を動かしてやれば良かったのに。それに冒頭のシーンはあれだけで終わってしまってラストに繋がってなかったのがね…。他の演出は廻り舞台を多用しててそういうのが好きな私なんかには楽しかったし良かったんだけど。カーテンコールもオールスタンディング状態で、何度もありました。
キャスト/キャラクター。杉原千畝は吉川晃司。悩める主人公役でしたが、ラスト近くは会場のあちこちからすすり泣きが聞こえておりましたよ。ちゃんと舞台向けな歌い方してたと思うし、声も良くてなかなかでした。(カーテンコール終了後に流されてたCDの歌い方とは違う感じだったので…)「違法なビザを発給する気はない」ってことでしたが領事館を連れ出されてからはサインだけしてたように見えたのは…良いんですかね?沢木さんは杉原と交渉したユダヤ人団体の五人の代表の一人ということで、思ったより台詞も歌もありましたね。一身上の都合でディナーショーも行けなかったし、お姿を拝見するのも久し振り。プログラムの写真、メイクが濃くて笑う…。グッシェの田村さんも四季出。このキャラクターはゲシュタポのスパイってことなんで…関連書籍を全く読んでないから分からないんだけど実在のモデルとか居るのかな?最初はいかにもドイツ系の冷たい感じだったのに最後は荷物もお持ちしてもーツンデレなんだから(違)と印象に残ってしまって(笑)や、もうちょっと杉原に加担するシーン(絶対あそこで銃とか突きつけると思ってた/笑)に至る説得力があるシーンが欲しかったような。
他の四季出身者としてはエバの母親に井瑠さん…オペラ座の怪人でよく拝見したクリスティーヌでしたね。高音の印象が強かったんですが、母親役かー。トニーの今さんもそうか…多分何かで観た事はあると思うな。他にも居るようだし、四季出の人多い〜。あとは東宝とか、宝塚か。新感線のDVDで見たことある森奈みはるさんも居るし。子役も居たけど違和感なし。
全体に、思ったよりは良かったかなと。ミュージカルに作詞作曲で参加するのは初めてという中島みゆきも違和感なかったです。