春の日記
DiaryINDEXpastwill


2006年04月29日(土) 「Vフォー・ヴェンデッタ」※ネタバレ

漫然とCMを数回見流していただけだったのですが、お誘いいただいたので行ってきました。友人から「何か見に行きそうだと思った」と言われましたが…はてそれはどういう意味で…?
公式サイトもろくに見ず、何か仮面の男は最後まで仮面を取らないらしいとか舞台はイギリスでとかそんくらいの前知識しか持たずに行ったので先の展開はまるで読めない感じでしたー。近未来のイギリス…アメリカも弱体化してるらしいこの世界では日本はどうなってるんでしょね…。
Vのキャラクターはなかなか強烈です。頭が良くて強くてユーモアがあって……ちょっと子供っぽいところもある?戦ってるシーンとかより巌窟王のビデオがお気に入りだったり鎧相手に剣の練習(?)に夢中になってたり何より赤い花柄のエプロンつけてお料理してるシーンなんかの方がインパクトあるなんてどうしてくれよう…(笑)撃たれても平気なのは何か凄い能力かなんかかと思ったら別に防弾してただけで一応致命傷受けてたのを痩せ我慢してただけなのが…頭に当たってたら普通に即死してたってことじゃないですか(笑)事件の過程でうっかり凄い超能力を得たのかと思ったらそういう訳でもなかったようで…あれ?でも手があれってことは全身焼け爛れてるんですかね、やっぱり。仮面の下も。仮面を取らなかったのは勿論身を隠すのもあったし「仮面の下にあるのは実際の自分ではない」という象徴としてのVを印象づけるのもあったと思うけどイヴィーにそんな顔を見せたくなかったのもひょっとしたらあったりして…。恋しちゃってたんだし(…)。まあその要素は特に強調されなかったけど。演じるヒューゴ・ウィービングに関してはマトリックスのスミスしか見た記憶がないので(しかも最初のだけだから)役者個人の表情は明瞭に思い描けないけれど、声と体の演技で十分かっこいいと思います。声もいいしー光の角度とかも計算していたようだし仮面に表情が読める気がしました。
イヴィーの人は…名前は聞いた事あるけどどんな映画に出ていたやら…(ああ興味がないのがバレバレですよ)。イヴィーの父親辺りとVに何か因縁でもあるのかと思ったけどそういう訳でもなかったですね…。つかまって坊主頭にされたり拷問を受けたりしても何も吐かなくて強いなーと思ってたら実はその一連の出来事は…というのはなかなか衝撃の事実でしたよ…Vは本当に酷いな…イヴィーはもっと怒ってもいいのに…というか許せなくても仕方ないくらいだと思いますが何か誤魔化されてない?(笑)「会いたい」と言っておきながら来たら「来るとは思わなかった」とか言っちゃうVはそりゃ可愛いかもしれませんが(違)。二人でダンスのシーンはちょっと好きかも。Vが仮面を取らないということもあってか二人のラブロマンス的要素は抑え目になってますがこれくらいが鬱陶しくなくて良いかも…。
…ところで秘密の隠れ家に失神した女性を連れ込んだりとかその隠れ家には芸術品が満ちていたり音楽や芸術を愛でるタイプとか仮面とか黒いマントとか爆弾とか薔薇の花とか自由意志で出て行く女性にまた会う約束とか何かそういう要素でオペラ座の怪人を連想する自分の病気を何とかしようと思いましたが、映画のパンフでもちょっとそれっぽい要素があるねとか載ってるところがありました…良かった自分だけじゃなくて(笑)
増殖するVのコスプレ集団(…)の中にちょっと混ざってみたい気もしつつ、大きな花火でフィナーレ。この後の世界は少しは良くなるのでしょうか。そうであってほしいものです。ハリウッド映画?にしてはあんまりそれっぽくないような感じでした。色々深く考えようと思えば考えられるテーマも含まれていたし。CGも煩くなかったし。面白く観ました。お誘いいただいた中原さんに多謝。