春の日記
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2004年02月18日(水) 「嗤う伊右衛門」※ネタばれ?

中心部の映画館でやっていないので場所など調べていたら行こうとしていた映画館では20日までしか上映してませんでした。最後のサービスデーにセーフ。十個くらいの映画館がいっしょになってる郊外型の大きいところで、そういうの初めてだったのでチケット売り場の行列にちょっとびっくり。売り切れないよね??と不安に陥ったものの中央の良い席だったし人もあんまし入ってませんでした(笑)原作は何年前だかに読んだ事があるけど観に行くにあたっては読み直さず。後で読む予定。グッズは何も売ってませんでした。原作文庫版すら!直木賞作家のの原作なんだからもっと真面目に宣伝すればいいのに。達磨のストラップとかあったら買うのに(笑)
金を払って邦画を観に行くのは初めてだったのではないかと…。(※アニメ作品は除く)蜷川監督ということで変に奇抜にされてるような気がして身構えてました(失礼な奴だな)(だって演出した舞台二本観たことあるけどツボに来なかったんだもん)。
普段時代劇とか見ないので違和感あるかなと思ったもののすんなり入れました。音楽も衣装もメイク(岩様のメイクは程よく決まってたのでは?)も苦になるところはなし。話の運びも覚えてる限りでは結構原作に忠実な感じだったかと。テレビドラマというものをまず見ないので役者個人に対してどうこう意見はありません。しかしむさ苦しい男の肌の露出の多い映画だった…(笑)
ちょっと好きなシーンをつらつらと。冒頭の岩様登場シーンとか凛としてましたね。祝言のシーンとか、あと言い争ってた所の障子越しのところは面白かった。蛇の動きから帯の動きへ行くのも。岩様が(どうしても様をつけてしまう/笑)一人、障子に触れて伊右衛門のことを思い出してるところとか。狂乱するところとか(走っていくところ、やっぱり無音にしたか〜とか思ったり)。穏亡堀で壊れたように「恨めしや伊右衛門殿」しか口にしない岩様とか。坊の亡骸を抱きしめてた伊右衛門の凄惨な表情とか(違う人みたいに見えましたよ、凄いな)。蚊帳の中で目を閉じて桐箱に正座している伊右衛門とそれに普通に対応している又市の図が異様な感じがよく出てたかなとか。ラストシーンのカメラワークはどこまで行くのかと思いましたよ…(宇宙まで行くかと…/笑)。東京の地理などは一向に疎いんですがあの位置は本当に四谷の辺りなのでしょうかね?
ほぼ原作に忠実だと思うけど割愛してるところはあるし、描かれていないことを描いているところもある。勿論原作そのままにということは不可能だしメディアが違うんだからそれは大して意味がないわけで、何を抽出し何を強調したかったかということですねー。で、「Eternal Love」とかいうのがついてくるわけですか(笑)ま、カップルで見るにはあんまし向かないかと思うんですけど。12禁らしいし。原作を全然読んだ事がなくて映画を観た人の感想とか聞いてみたいところ。
ところで何人かで行くと終わってから出て行く時って結構映画の感想とか「○○だったねー」とか言ったりするものだと思うんですが今回、誰も一言も喋ってなくて黙〜って出て行くんですよ、皆(笑)なんか「ねえ今の映画どうだった?面白かった?面白くなかった?具体的にどこが?」とか聞いてみた〜いとか思いましたよ…。聞かないけど。
総評としては「思ったよりは良かったかな」というところで。←何様だよ…。