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 2006年12月19日(火)    f u k a n  

足元、あるいはもっと下を見下ろす

そこには様々なものが 落ちて いる

誰かの思いや軌跡、姿、形、

哀しみも歓びも

憂いも自惚れも苛立ちも

何があっても何もなくても

気配が潜み

落ちている

私はそれを 一人で見ている

言葉少なに 会話をしながら・・・



いつも人を見上げながら過ごす小さな私にとって、

下を見ることはすなわち一人きりになれる時間なのである。






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