下ばかり見て歩いていたからあの駅の床ばかりが記憶に残っている上を向いて歩こう というけれど上を向いて歩くと 本当に少しだけ気が晴れるのだね上を向いて歩けば そう涙もこぼれはしないさあの歌は実に的確なことを詠っている靄の中に 少し前までいたはずの君を探しているよ背中か いや 靴のかかとが見えた気がするいつもうつむいて 君のうしろ歩いてた…靄の中の君は 呼んだら振り向いてくれるのかなぁ