スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2004年02月20日(金) いつになったら暖かくなる。

方向も決まってないし
たぶん全ての傷が癒えることもなくて
確かなモノがなくて
あなたはあやふやすぎる。


飛んでいくコトができていたならば
もしもあなたがまだ此処に居たら
コドモみたいな笑顔も
残酷なエゴイズムも
止まらない血や
あなたを愛するひとが
不変だったなら
あたしはまだ此処で唄えるのに。


アスファルトに雪は積もらない。





いつまでも閉じられたままの
蝶々の標本と あなたの鎖骨
冷めたままの床が
あたしを見たまま凍えている。


釘に刺されたって藻掻いているような
無様な、あたしを抱き締められなかった
その細い手も
蒼く光る白目も
美しい狂気さえも
永遠だったなら
こんな場所で飢えて世界に侵されることもないのにね。


それでもやっぱり躯は凍えていくね。
何もナイ、羽根だらけの朝焼けに焦がれながら。


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遠莉。 [MAIL]

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