ジャンプ買いました。もちろん土曜日。今週末はもうハンターないのか、すると早売りゲットの熱意も下がるなあ・・・まあ、ネウロの展開(というか葛西と警察さんズのその後)が気になるのでたぶん今週は買いにいきます。
ハンターは先週は絵の荒さももちろんだけど内容(えええ〜それはないよナックル)もちょっとがっくり、でしたが、今週はかなり密度が。ネテロ会長かっこいいよ。でもしばらくまた休載なんだよね・・・。
というわけで、結局さっさとミステリを読んでいます。追加で書店でも買ってしもうた。 まず読んだのが[面白い。でもとにかく後味が悪い]と評判だった『告白』(湊かなえ)。中学一年生最後のホームルームで挨拶に立った担任教師が、[これで辞職する]と生徒たちに知らせたあと、学校のプールで先日亡くなった一人娘がじつはこのクラスの生徒に[殺された]と告発をはじめ・・・というものです。そうですねー、どんどこ読めました。各章はいろいろな登場人物の一人称(日記だったり、手紙だったり)なんですけど、この書きわけがちょっと物足りないな。で、[後味]はたしかによくはありませんでしたが、そんなに驚きもありませんでした。
さて次に読んだトム・ロブ・スミス『チャイルド44』(上)(下)←なにを隠そう、昨晩はこれを読んでて寝不足 これは傑作でした! 『このミス』海外部門一位というのもうなずける。 スターリン政権末期のソビエトを舞台に、知られざる連続殺人を追う主人公。なんですが、猫げぼくとしては冒頭にショックが。ああ・・・しかしここを乗り切れば、[理想国家]を標榜したがためにささいな誤謬も疑惑も許されない恐怖のソビエト社会にぶるっときたり、愛、愛なんだね! と震えるぞハートだったりでいい時間を過ごせました。ちょっくらだけど妄想導火線もちりちりっときたもんね。
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