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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2008年09月17日(水)
そろそろ本がやばい

 家の五年点検でした。荷物は二階にずがずがと積み、なんとか一階の形をつけて係のかたをお迎え。三カ月・一年・二年のときにも来たかたで、猫たちのことも気にかけてくれてます。まあ、例によってちーはとっくにどっかに隠れていましたが、カナちゃんは淡々と同じ感じで座ってたので一応お目見えできました。クロゾはおにいさんが帰ってから二階からどっこりどっこり落ちて(実感)きて、そのへんを歩きまわってました。遅いよ。

 五年目には外壁や排水パイプのチェックが中心とのことですが、どちらもまだまだぜんぜん手当ての必要なし、とのこと。よかった。外壁の塗り替えは十五年目には覚悟してないといけないそうです。うちは排気ガスもほとんどないし、海からは近いとは言えないしでたかをくくっていたんだけど、一番外壁を害するのは直射日光だそうです。すると甘くは見れないということだなあ。

 メンテナンスの安心感が大きくてこのメーカーにしたのですが、最高六十年来てくれる(さすがにそのころには有料)といっても、うーん、そのころわたしはいないだろうな。まず確実に。この家を引き継いで住んでくれるひとがいるのか、それよりずっと前にまた壊す→新しい家になるのか、ちょっと考えてしまいました。

 ちょっとルーティンになりかけてるけど、プリンセスゴールドを買いました。木原さんの『杖と翼』の番外編(本編はフラワーズに載ったのに、番外はこっちなの)が最大の楽しみでした。シャルロッテ・コルデーが絡んでくる話。

 それから、コミックスで全部持っているのに書き下ろしにひかれて今さんの『楽園まであともうちょっと』文庫版(全)を買ってしまいました。帯にもオマケ四コマがあったからいいや。

 夕方には、一昨日八重洲ブックセンターで買った本が届きました。放送大学のテキスト『文学の愉しみ』はパラ見しました。英語圏・フランス語圏・ロシア東欧圏の担当者+各人が選んだ日本人作家。[ポーランドは詩の国]というのが印象的でした。そうだね、ミウォシュとシンボルスカ。一昔前の放送大学テキストでも同じ「世界の終わり」がひかれてて、沼野さんはほんとうにこの詩が好きなんだなあと思ったりして。