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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2007年01月14日(日)
昨日いらつしつてください

 なんとなく体が重くて、だらだら過ごしてしまいました。今週はちょっと暇があるので(といってもうちですることは一応あるんですが)、今のうちに体調整えておかないと。

 金曜日に買った本のうち、新潮文庫『室生犀星詩集』(福永武彦編)を読みました。高校のとき、国語の先生(のひとり)が朔太郎が好きでいろいろ読まされて、そこから自分でも読むようになって、自然と犀星や白秋にも手を伸ばしました。でなにを覚えているかというと、

・朔太郎は犀星の作品を読んでものすごく夢を描いていて、しかしようやく会ったらとても幻滅した(犀星のお顔を参照)。犀星は犀星で、青白きぼっちゃん朔太郎にはちっとも感心しなかった。

・朔太郎の『月に吠える』の跋文として犀星が書いた「健康の都市」には、[故郷に遊びに来た朔太郎に当時つきあっていた女性を紹介したら、さっさと帰ってしまい、やがて病気になった]という内容があった。

・朔太郎は、すでに名声をえていた白秋に弟のようにかわいがられようと年をごまかした。ほんとうは白秋より年上。(←確認したら白秋のほうが一年早く生まれていました。じゃ、[だいぶ年下に思われたくて年をごまかした]かな)。

・朔太郎はとにかく犀星が好きで、自分からは喧嘩なんかしないでにこにこしてるのだけど、犀星がバアなんかで喧嘩すると椅子をふりあげて相手にかかっていった。

・ごはんを食べさせるとき、犀星は朔太郎を新聞紙のうえに座らせた。朔太郎はぽろぽろこぼして食べるから。でも朔太郎はにこにこ食べていた。

・(ついでに)朔太郎は、朝ずらっと患者が並んで順番を待つような、前橋の有名な医者の家の長男だった。ハイカラ君で、マンドリンを日本で一番最初に弾いたひとのひとり。

 すべて当時いっぱしの腐女子であったわたしの記憶ですので、いろいろとまちがっている可能性は大です。あ、すぐわかるのは訂正も書きました。
 あっ、でも朔太郎は好きでありますよ。『月に吠える』は特に。「殺人事件」とか「地面の底の病気の顔」、「愛憐」、「蛙の死」、「天上縊死」あたりはわりと覚えています。青空文庫でも読めますからどうぞ。

 さて犀星は『我が愛する詩人の伝記』が好きなのですが、今回詩集を読み直していくつかマークしたり、ため息ついたり。読んでよかった。

 そんなこんなでだらだら過ごしたのですけど、5月に出す予定の本の執筆要項を作りました。豪華ですぞよ。

 ほかはネット書店で注文した『あいびき』(勝田文。ああっこの表題作、すっかり題名忘れてたよ見たら思い出した)、『大使閣下の料理人』文庫12巻(次で終わりなのね)を読みました。ささやかながらカラオケの準備もしました。