眠いけど元気です。拍手(メッセージも)ありがとうございます。そして純粋に感想と激励だけのお手紙(メールでなく、80円切手を貼ってくださったお手紙)と、まったく新規の読者さまで一気にたくさん通販申し込みのメールが一緒に届くというのも滅多にないことなので嬉しいです。
朝、出勤前にお気に入りサイトさまをぐるりといたします。某所の新トップクロロ絵を見て、 「たしかに変な服だ」 としみじみ思いましたのことよ。それでオールバックなのがまたすごいよね。ヨークシンの気候はわかんないけどファー付ロングコートの下がはだかのバディ(腹筋割れてます☆)というのも不思議だよね。 と、温故知新? な幕開けでした。
今日は仕事もうまくいき、なんとかなりそ! というのであわただしく移動して見てきましたよ『バッド・エデュケーション』。アルモドバルの最新作です。スペインでは去年三月上旬公開(バルセローナでの封切りがちょうど列車爆破テロ当日だったそうです)。
映画館は銀座のほうにしました。ホテル西洋と同じビル。有楽町から行くときってけっこう愚直にプランタン二軒のあいだを抜けて大通りにあたって直角に曲がって・・・・・・ばっかりだったけどすこし裏道を行ってみました。いいなあ、銀座は隅まで味があるよ。
本編上映前の予告が充実していました。見たいな〜と思ったものとか。 1)『ヴェラ・ドレイク』はやっぱりよさそう。このあいだ出したチケット当たるといいな。 2)ラテンダンスものって一定期間をあけてあるのね、夏には英語の映画だけど革命前のキューバの話が公開されるみたい。 3)韓国映画『スカーレット・レター』だっけかな、ヴェルディの『運命の力』を多用していました。ちょっとあざといんでは。 4)予告編のすべてのカットが美しく、目を離せない・・・・・・と思ったのがアンゲロプロスの『エレニの旅』。監督自身の母をモデルにしているそうです。ああーもう上映してるよ・・・・・・行く暇あるかな。 5)そしてそして! ルパンが映画化! 三世じゃないです、元祖ルパンが本家おフランスで映画化されていたのですね。こどものころポプラ社のルパンシリーズに熱狂したなあ、女嫌いのホームズよりも怪盗紳士で洒脱なルパンが好きでした。『八点鐘』とか『三十棺桶島』(怖かったな)とか『奇岩城』とか『バーネット探偵社』とか。もちろん美女とのロマンスもあるけど利発な少年イジドール君もかわいかった。見たいです。
さて本編ですが。ああーアルモドバル! でした。 80年代のマドリッド(スペインは75年まで独裁政権下だったので、80年代が狂熱のポップ時代なのです)。新進気鋭の映画監督エンリケを訪ねてきた美青年(これが主演のガエル・ガルシア=ベルナルね)は、エンリケの淡い初恋の相手・イグナシオを名乗った。 ふたりは厳格な神父たちが管理する全寮制の男子校でのクラスメート。美少年で声も美しいイグナシオを見つめていたのはエンリケだけじゃなくて、文学の教師をつとめるマノロ神父もまた禁じられた恋に身を焦がしていた。そして引き裂かれる初恋・・・・・・。
そんなこども時代を下敷きにした小説を置いて行った「イグナシオ」。現在はアンヘルと名乗り劇団に所属、でもとにかく映画に出たい、この小説を新作に使ってくれればいい自分も出してほしいと主張します。 初恋のイグナシオとは違う。そう感じながらも、アンヘルのあやしい魅力に惹きつけられるエンリケ。結局「オーディション」をすることになり、愛人として同居するようになったアンヘルに望みの役を与えて。
いろいろと印象的なことはあったんだけど手短に。 ・ガエルってやっぱりスィート、かわいこちゃんだなあ。お尻の毛も見てしまいました。ベッドシーンもあるんだけどうしろから突かれて枕に顔を当ててあえいで苦しげにしているのはあんまりかわいくなかったわ。 ・劇中劇でのマノロ神父がよかった。イグナシオが「ムーン・リバー」をかぼそい声でひとり歌う、その伴奏としてギターを奏でながら。やがて校長に昇進し、そのお祝いにと歌うイグナシオに耳を傾けながら。痛みすらも感じる飢え、餓えた視線で少年をただひたすらに見ている。そしてその感情が自制の鍵を撥ねのけてしまう日が来るのですが。
で、とにかく急いで帰宅しました。 『タイガー&ドラゴン』は見ました。その後NHKで93歳の工場の社長さんの話も見てしまった、すごいかたじゃったー。
『のだめカンタービレ』12巻(本編は全部kissで読んでました。書き下ろし小ネタで裏軒が出てきた!)、『きせかえユカちゃん』7巻。
|