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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2004年12月01日(水)
上向きです。

 昨日は帰宅してからも急ぎの仕事があったりして、それを朦朧としながらやっつけたらもう駄目だ〜! と思ってさっさと寝てしまいました。ずっと寝ていられたわけじゃないけど計九時間ほどベッドに入っていました。メッセージくださったかたありがとうございました。

 朝起きてみると明らかに昨日よりはからだが楽でほっとしました。それから出勤。今日は夕方に仕事があるぶん昼間が開くという変則的な日なので、つらかったらマンガ喫茶のソファで寝ようかとも思ったけど元気になってきたため、前売り券を買ってあるのに行きそびれていた『靴に恋して』を見に行くことにしました。

 場所は渋谷から青山方面に歩いていってちょっとだけ右に折れるシアター・イメージフォーラム。ここに来るのは初めてです。通り自体は細いのにどんどんひとが流れていきます。今日は水曜日だし一日なので「映画の日」で安いからなのか? と不安に思ったら、その界隈にはたくさんお弁当屋さんや食堂があるのでした。レストランも店先にお弁当を並べている、わたしのいつもの仕事場界隈では見かけない光景でした。

 入場前に整理券をもらっておくシステムなのでまずは顔出し。ちいさい劇場です。『靴に恋して』は一階のメインスクリーンで上映中ですが、ここも66席というちいささ。でも椅子にはこだわりがあるそうで、座り心地は快適でした。

 昼御飯は近所の洋食やさんで済ませてさて映画。
 舞台はマドリッド、五人の女性たちの物語です。38号(日本の24〜24.5センチ)サイズなのにいつも37や36に足を押し込めている、大金もちの夫との冷えきった結婚生活にいらだつイサベル。店で扱っているブランド物の靴を盗み、ディスコのお立ち台で踊っているレイレは、五年越しの恋人と破局。結婚一年で夫が死去し、血のつながらない三人の子供と夫のタクシーを受け継いだマリカルメンは、いつも上履きで車のペダルを踏む。マドリッド郊外の”社交場”のマダムをしているアデラは偏平足、娘のアニータはからだは大人だけれど心はこども、あぶなっかしくてスニーカーしか穿かせられない。  
 
 ストーリーが進むにつれてお互いのかかわり(あれば)なども明らかになってきますが、オムニバスといってもひとりひとりの物語が集中して語られるわけではなく、音楽が橋渡しをする形でかなり自由自在にカメラは移り変わっていきます。アニータの面倒を見るために雇われた看護学生のハビエルは感じのいい美青年で、アニータはすっかりかれに夢中になってしまいます。留守番をしながらかれがヘッドフォンで聴いていた音楽をふととりあげたアニータが音楽を”発見”するところなど、美しいと思いました。

 いわゆるハッピーエンドじゃないけど、みんなが”その先”を見ながら生きていることが感じられる、希望のある終わりでいいなと思いました。パンフレットを買ったのですがびっくり! 「ストーリー」の部分で最後の最後まで筋を書いてしまっています。上映前に買ったけど、その部分は読んでなくてよかった〜。

 その後の仕事は四十五分くらいしゃべり詰めだったのでちょっとまたのどがいがらっぽくなったけど、問題なく終わって楽になりました。今日も液体風邪薬飲んでビタミン飲料でからだをあたためて早めに寝ます。明日はもっとよくなってるといいな。

 師走になってnやまさんがさらに意気盛ん! クリスマスアンケートにも師クラーさんたちがいちはやく反応してくださったことだし、ぜひ一本書きたいと思います。

 昨晩はときどき目が覚めて電子辞書をいじったり。「運命」系の語を読み比べたりしていました。luck, destiny, fate, それからopprtunity, chance... 脳が元気になったらきっといろいろぐるぐるします。