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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2004年04月03日(土)
We spend our summers here. 失った日々の光輝

 朝食後『小説家を見つけたら』Finding Forresterを見終わる。好きです。
 
 ニューヨークのブロンクス地区(治安よろしくない)の高校生、16歳の黒人ジャマールは外では幼なじみたちとのバスケットに精だしているけど家では本ばかり読んでる。学校の成績は中くらい、でも共通テストで驚異の高得点をえたことから東海岸でも指折りの名門校に特待生として招かれる。

 それと前後して、いつも友人たちとバスケットをしているコート近くの古い建物に住んでいる、そしてかれらを双眼鏡で見ていながら自分は決して外に出ようとはしない正体不明の男と知り合い、書き物を見てもらうようになった。じつはその男は約50年前に"Avalon Landing"という小説でピュリツァー賞を得たもののその後作品を出版せず沈黙していた作家・フォレスターだった(こういうのを聞くとすぐサリンジャーを思いだしますが、サリンジャーはもっと作品発表したし、いわゆる「一発屋」的なひとはもっといるよね)。

 そしてジャマールとフォレスターは世代を越えた友情をはぐくんでいくんだけど、その歩み寄りかたのプロセスが好き。
 今日のタイトルは、作家年鑑でフォレスターの誕生日を知ったジャマールが、おにいさん(この役もいい、フォレスターも兄との絆を語ったりしてこれは「ふたりのおとうと」の話でもあるのだなあと思った)のつてで無人のヤンキースタジアムのフィールドにフォレスターを連れて行ったときのフォレスターの台詞。
 フォレスターにとっては野球が輝くこども時代の象徴。本だらけの古いアパートメントの一角にはスター選手たちのサインボールがしまわれた場所もあって。
 
 その後昼寝したり(またか)ゆっくりお風呂で本(山田詠美の『4U』三分の一ほど読了。はっとする表現、感情、雰囲気あり。ただ読点を多く打ちすぎのように思えてすこし読んでると居心地が悪いときも)読んだり。

 そして更新準備をしました。
 さきほどまずレオクラ館(tさんのレオクラと桜イラスト、Chさんのぷち小説)、それからイマエゴ(お誕生日ネタのクロクラとレオクラ、いただきものイラスト、オフライン情報など)を更新。今晩はカウントダウンチャットがあるので〜。
 ほんとうはわき目もふらず同人誌用原稿をと思うのですが、短いながらどちらもがんばったのでひとこと、拍手でもいただけると嬉しいです。

 チャットは10時から、偽名でいきましょうv

 朝のうちにアマゾンからブルース・スプリングスティーンの”Born in the USA”、小谷真理『エイリアン・ベッドフェロウズ』、ヴァーリィ『ブルー・シャンペン』、ルヴェル『夜鳥』、以下ヴォネガットで『プレイヤー・ピアノ』、『チャンピオンたちの朝食』、『青ひげ』『ガラパゴスの箱舟』が届きました。