度々旅
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母親は私同様捨てられない人間だ。だから、実家は物だらけだ。スペースがある分、物はどんどんたまっていく。しかし、これはひどすぎるんでないかい?と思い、母親に文句を言ったのは、前回帰ったとき。「このまま物捨てずに死ぬなよ。あたしは、これらを片付けるのはいやだよ。買う前に考えろよ。」ってな内容を言ったのだけれど、さすがに母もこのままではいかんと思ったらしく、一念発起で掃除していた。 だって、前回水着探しのとき、あっちを開ければばだ〜、こっちを開ければご〜ってな具合でなだれが起きて、ひどすぎだったのですもの。そりゃ、「娘 主人 手編みのセーター」とかそういう箱の中身捨てられないのはわかるのですがね。パッチワークをやる母としては、布を捨てられないってのもわかるのですがね。捨てないなら捨てないなりに、なんとか整理しろよ!って思ったわけですよ。 けれど、母はやるとなったらやる女なので、とんでもなくきれいになっていた。驚いた。父の部屋まで作りだしていた。自分のパッチワーク部屋を父にゆずり、あたしの部屋が母の作業場になっていた。新しい作業用テーブルも買ったらしい。クローゼットの中もすっきり。 しかし、こうなるとあたしが残しているくだらない物が目立ちはじめる。母の作業場になったその部屋に、ゲゲゲの鬼太郎ハウスや、美容院からもらってきた生?首なんかがこっそり置かれていたりする。引き出しを開ければ、高校生のころにとったラジオのテープなんかがごっそり出てくる。授業中の回していた手紙とかも出てくる。今度はあたしの掃除の番だ。 けれど、ゲゲゲハウスは捨てないよ。子供ができたときに、遊ばせるのだ。
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